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2019年03月26日07:57

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リアルでも、大変お世話になった、織本順吉さん

私事があります。それについては、
公開範囲限定の直後の日記に書きます。

ドラマに欠かせない方だったと思います。

最初の織本さんの印象は、小学校の頃の、よろめきドラマでした。
きれいな奥さんの弱みを握って関係を迫るような、卑怯な役でした。

それから、題名は忘れましたが、
拳銃を手に入れた若い男と若い主婦と、連続幼女誘拐魔の織本さんが行きがかり上、警察にとり囲まれて籠城するという筋立てのドラマがありました。
籠城しているときに、テレビのニュースに毒牙にかけた幼女の写真が映り、「×子ちゃんだ」と歯をむき出しにして、下品な顔つきで喜ぶカットが出ました。絶品でしたね。
その時は、まさかこの方にリアルで接点ができるとは、思ってもいませんでした。
人生は不思議です。

この連続幼女殺人鬼などは、典型ですが、
本当に、最低の人間を良く演じました。
リアルな悪役としては、ピッタリです。

悪役といえば、
知人が、交際している女性の父親と会うということになり、待ち合わせ場所に立っていたその父親が、阿藤快そっくりで、アクセル踏んでビビッて逃げた…という笑い話を思い出しました。当然、破談です(笑)
今、悪役というと、阿藤快さんのような人相の悪い暴力的なタイプですが、本当に悪いヤツは、織本さんの役柄のタイプでしょう。

だからこそ、『仁義なき戦い』シリーズの、脇役的なヤクザの親分役も、リアルでしたね。強いけれども何とも言えない弱さがある。
高倉健のような、強くてカッコいいだけのヤクザがこの世にいるとは思えません、というのは言い過ぎでしょうが、とてもじゃないですが、一般的ではないでしょうね。

ヤクザの親分というものは、ああいう、ガラスのアイデンティティと強靭な決断力と。つまり強さと弱さがこんがらがって同居しているような人でしょう。一貫して強くて聡明なら、不良化しないで警察官になります。


…昨日は友人と電話をしました。

その内容は、ちょっとかけませんが、
たとえば、
誠心誠意、人のために尽くすと、反作用のようなものがある、
1.5流でないと、成功しない(だから成功とは無関係に生きたい)
などという話でした。

道学者風のタテマエを取り去って、この世をまじめに考えると、単純ではありません。

時代劇マニアの別の友人が、
時代劇は、「大岡越前」「水戸黄門」で一度退化し、カッコいいだけの「暴れん坊将軍」で、悲惨なことになったと言ってましたっけ。

現実は、
織本さんが公演した役柄のような、複雑な屈折があると思います。
大衆時代劇風に割り切れないとしみじみと思います。

ご冥福を心からお祈り申し上げます。


■俳優・織本順吉さん死去 滋味あふれる脇役で存在感
(朝日新聞デジタル - 03月25日 13:53)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5552563
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