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2019年02月13日12:33

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骨髄移植は大変危険

骨髄をとられるほうも、移植されるほうも大変なのが「骨髄移植」。

骨髄は、その字のとおり「骨の髄」、つまり骨の中心部だ。
この部分では大人になっても造血が続いている。
造血する細胞は一種の血液細胞なので輸血ができる、これが「移植」だ。
(簡単すぎる説明ですがマチガイではない)

これを「ドナーからもらう」にはどうするか?
普通の血液なら血管に針をさせばよい。
かなり太い針なので、針みただけで気持ち悪くなる人もいますが、
とにかく針をさすだけ。
骨髄は、そうはいかない。
きちんと全身麻酔をかけて、皮膚を切り筋肉をかきわけて骨の表面を出し、
骨の外側の固い部分を削って中身(骨髄)を出し、
金属のスプーンみたいなので「掻きだす」ようにして取る。
針をさせば血液みたいにすーっと骨髄が抜けてくる、のではない。
骨髄をとったあとはもちろん骨に穴があいているので、修復してから皮ふを縫い閉じる。
縫い閉じたあとは傷が塞がるまで入院、一週間くらいか?

ちゃんとした手術なんですよええ。

で、これをHLAタイピングでマッチした相手に移植するわけですが、
移植する前に、「患者さんがわ」の骨髄細胞を完全に殺すことが必要。
だって骨髄細胞のがんなのですもの、白血病は。
骨髄細胞ががん化して、へんてこな血液細胞を作ってしまう病気なのですもの。
少しでも生き残っていると、またへんてこ細胞を作ってしまいますもの。

抗がん剤だの放射線だのでとにかく徹底的に骨髄を殺す。
白血球なんかもほとんど死んでしまうので、免疫的にものすごく弱くなるので、
いわゆる無菌室に入ることになる。

で、移植ですが、これは輸血と同じです。
患者の血液に骨髄細胞を流し込んで、細胞が患者さんの骨髄まで流れて
そこで「定着」して新しい骨髄として血液細胞を作ってくれるのを待つ。
もし定着しなかったら、新しい血液を作ることはできず、
患者は死ぬことになる。

つまり骨髄移植とは、患者が移植後に死ぬか生き残るか、という
割ときわどい治療方法なわけです。
「骨髄細胞が定着しないときは術後に死ぬ」ことを
患者さんと家族にきちんと伝えて同意書とるわけです。
同時に「もし骨髄移植しないと数年で死ぬ」ことも言うわけです。

うう、そんなことはワシにはできん。
血液内科に行った友人の話聞いてそう思った。

そういうこと、医者じゃない一般の方々はたぶん、知らないよね…



池江公表で骨髄バンクに反響
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5495839
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