昨日は、所用があって東京に行って来ました。
用事は夕方からだったので、それまでの時間、白金台方面に行って来ました。
以前教えてもらった畠山記念館に行ってみようと思った次第です。
畠山記念館は、荏原製作所の創業者畠山一清(号 即翁)が蒐集した、
特に茶道具などを中心とした美術館です。
昨日は、没後200年になる
松江藩主の松平不昧公の蒐集した茶器などを展示していました。
不昧公は、「雲州蔵帳」と言う蒐集品の目録を作成しています。
松江市に行かれた事のある方は、和菓子や茶器などで、
不昧公の名前を聞いた事があるのではないかと思います。
それだけ、大きな影響を残した人です。
展示されていた中に、「円乗坊」の銘のある古瀬戸肩衝茶入がありました。
由来を見ていたら、
京都本能寺の僧で、利休の女婿である円乗坊宗円が所持していたことから
「円乗坊」の銘が付いたとありました。
この茶入れは、織田信長が所蔵していたもので、
1582年(天正10年)の本能寺の変の時に、
この茶入も罹災しましたが、宗円が焼け跡から拾った後、
肌身離さず携行していたと伝えられているとの事でした。
そんな茶入れが残っていたのかと、思わず絶句してしまいました。
その他、それぞれの展示品の来歴が明らかになっていて、
織田信長、豊臣秀吉はもとより、土井利勝などの江戸時代の大名、
原三渓などの明治以降の実業家などの名前が並んでいて、
それを見るだけでも面白かったです。
畠山記念館から、庭園美術館に行こうと思いましたが、
その手前の国立科学博物館附属自然教育園に寄りました。
65歳以上無料と言うのが気に入ってしまいました^^
この自然教育園には、以前行った事があったのですが、
改めて自然が残されている事に驚きました。
広大な敷地に樹齢400年などの巨木も残されていますし、
多くの花なども咲いていました。
前を歩いていた女性が悲鳴を上げたので、何だろうと思ったら、
大きな蛇だったようです^^
ゆっくりしていたかったのですが、その後の時間もあるので、
サッと歩いただけになってしまいました。
そこから庭園美術館に行きました。
ここも以前行った事があります。
2001年秋にカラバッジョ展があって、それに行った記憶があります。
2011年から改修工事のため長期休館してリニューアルし、
2014年11月22日より再開し、
今年の3月21日、西洋庭園やレストランも含めて全面開館したとの事です。
庭園美術館は旧朝香宮邸が中心になっています。
今、この邸宅を公開しているので行った次第でした。
旧朝香宮邸は、1933年(昭和8年)5月に竣工した、
内装には当時流行のアール・デコ様式の粋を尽くした瀟洒な建物です。
2015年に国の重要文化財になっています。
だいぶ雰囲気が明るくなったような感じがしましたが、
やはり、とても良い建物だと思いました。
東京は、世界の大都市の中では、緑が良く残された街だと言われています。
明治神宮の森や、新宿御苑など都心に大きな森が残っていますし、
何と言っても皇居もあります。
しかし、それだけではなく白金台にも多くの自然が残されています。
また、畠山記念館など、余り知られていなくても、
名品を収蔵している美術館もあると知る事が出来ました。
東京と言う都市の懐の深さを感じました。
昨日も写真を撮って来ましたので、宜しければご覧下さい。
http://photozou.jp/photo/album/2882708
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