今日は、洗濯や掃除をしたり昼寝をしたりと平凡な1日でした。
特に書く事もないので、僕のハンドルネームの謂れを書きます。
何人かの方から尋ねられた事もあります。
以前、別の所に書いたりしていますし、
以前からお付き合い下さっている方はご存知かと思いますので、
そのような方はスルーして下さい。
僕がネットデビューしたのは、2002年の事です。
あるサイトでIDを取る必要があって、
思いつくままに、ハンドルネームにしてしまいました。
戒名を名前にするなんて不吉だと同居人に言われましたが、
今から戒名を決めておくから、僕の葬式の時にはこれを使ってくれと言っておきました。
まさか順番が逆になるとは思ってもいませんでした。
「天然居士(てんねんこじ)」は、夏目漱石の「吾輩は猫である」に出て来ます。
主人公は猫ですが、その飼い主は中学の英語の教師である珍野苦沙弥先生です。
「吾輩は猫である」の中では、
漱石の周辺の実在の人物をモデルにしている登場人物が何人か出て来ます。
「天然居士」は、苦沙弥先生の友人で既に亡くなっていた曾呂崎の戒名ですが、
この曾呂崎にも、モデルがいます。
漱石の同級生、米山保三郎がその人です。
米山は哲学を専攻していて、大変優秀な人だったようです。
加賀藩の数学者の家系の人で、大学予備門の頃から図抜けて頭が良く、
大学では、「猫」に述べられているように、
哲学の空間論を研究していたようです。
しかし、29歳で夭逝してしまいます。
当時建築関係に進もうとしていた漱石を文学に進むよう勧めたのが、
この米山であったそうです。
更に、坪内祐三さんの「慶応三年生まれ七人の旋毛曲がり」によると、
漱石の同級生の正岡子規は、哲学に進もうとしていたのですが、
米山の学識の深さに、哲学を断念して、文学に向かったとの事です。
日本を代表するような文学者2人に影響を与えたのも凄い話だと思っています。
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