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2017年08月23日07:17

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静岡県沼津市戸田(へだ)で賑やかにロシア人水兵供養祭!

平成29年7月22日(土)静岡県沼津市戸田(へだ)では恒例の港まつりと同時並行の形でロシア人水兵供養祭が賑やかに開催されました。当日空は青く晴れ渡り、中央埠頭からプチャーチン提督が居住した宝泉寺までの約700メートルのいわゆる「プチャーチン通り」を提督と乗員に扮した在日ロシア人3名を先頭に消防団の華やかなラッパ隊の演奏に乗って戸田村民、在日ロシア人、各地から参集した日ロ歴史交流に興味を持つ日本人たち約100名によるパレードが繰り広げられました。そして、宝泉寺境内にある当時病死した水兵2人の墓石の前でしめやかに供養の経が読まれ、参加者が次々献花し、ロシア大使館の書記官によるロシア大使の祝詞の代読、プチャーチン提督役を演じるクラスノフさんの短い挨拶がありました。そのあとハイライトともいえるソプラノ歌手マキ・ナオミさんによるミニ・コンサートがあり聖歌アヴェ・マリア。ロシア民謡「赤いサラファン」「カリンカ」。青天井の下と続き、ナオミさんの力強い歌声は朗々とあたりの木立の中に響きました。
約160年前鎖国中の戸田の住民とロシアのデイアナ号乗員(500名)が共同で日本で初めての洋式帆船「へだ号」を建造し、その間日露和親条約が締結され、プチャーチン提督たちは「へだ号」で無事ロシアに帰国し、日ロの国交が平和的に開始されました。また、今回のパレードではモスクワ在住のビジネスマン・タチアーナ・ナウーモバさんの発案と資金で時代考証にもとずく当時のプチャーチン中将と乗員の煌びやかな衣装が、約2年かけて制作され、沼津市戸田に寄贈され、当日アナトーリー・クラスノフ氏(東京在住の旅行会社経営者)や2人のロシア人青年が当時の軍装でパレードの先頭に立ち、沿道の住民から大きな拍手を浴びました。
当日沼津市長大沼明穂氏も供養祭やパレードに参加し、将軍と乗員の史実通りの軍装の贈呈に感謝の意を深々と述べ、今後日ロの交流史の原点といえるデイアナ号や戸田村での両国民の友好交流の史実を伝えることに大きな意義があるとのメッセージが寄せられました。
尚、当日ロシアの可愛いマトリョーシカなどの民芸品販売店ルイノックも開店され、祭典に花を添えました。

ワシリーこと岩佐毅

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