頭記のコンサートへ行って参りました。
出演者(敬称略)
Duo Moon Stones
Pf:宮本聖子
Vn:馬渕清香
曲目
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第4番イ短調Op.23
休憩
ロマンス第2番ヘ長調Op.50
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第5番ヘ長調「春」Op.24
ベートーヴェンがテーマのコンサートならば是非足を運びたいと思って大阪へ出向いた。
特に注目していたのは前半ではピアノソナタ「田園」。1年ぶりに生演奏を聴いた。
私はCDで何度も聴いているが宮本さんも好きな曲だと話された。
幻想曲風ソナタと同じ1801年に世に出した。Scherzoとロンドを含む4楽章構成。
ヴァイオリン・ソナタはモーツァルト辺りではヴァイオリン助奏付きピアノ・ソナタと言い、ピアノに
主導権を持たせる傾向があった。「音の数が少ないのです。」と馬渕さんがコメントした。
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタについてもピアノの比重が大きく、ゆえにピアノと
ヴァイオリンのためのソナタと呼ぶ、と話があったが、全くその通りだと思う。
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第4番は初めて聴く曲であるが、同主調の9番
「クロイツェル」と似ていると思った。
後半最初のロマンス第2番はヴァイオリンと管弦楽の為の曲であるが全く知らない曲であった。
Op.が50なので中期の作品かと思えば、1798年つまり28歳の時の作品であった。
桐朋学園を'97年に卒業した馬渕さんが「28歳ついこの前ですね。」と話して会場大爆笑。
本公演メインのスプリングソナタこそ、私が目当てにしていた曲である。
第1楽章は提示部―再現部―展開部の典型的なソナタ形式で書かれている。前回通しで
聴いた時は再現部が省かれてしまったから今回は完全な通しの演奏を聴く事ができた。
全体としては「田園」ソナタと同じ4楽章構成であるが、どちらも第2楽章が速かった印象。
春夏秋冬と全曲演奏会を4回でやるアイディアはスプリングソナタから来た、と宮本さん。
しかも方角を意味する青が入っている。
アンコール
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
ロンド
フリッツ・クライスラーがベートーヴェンの主題によるロンディーノを作曲しているが、その原曲。
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