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2016年04月10日11:01

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柿の種は、元祖浪花屋。TPPの時代には適応しないかもです。

柿の種は、私の故郷の食べ物です。

元祖浪花屋のHPに、
http://www.naniwayaseika.co.jp/


【 現在の柿の種を最初に作り出したのは、当社の創業者「故、今井與三郎」でした。大正12年、創業当初はウルチ米の煎餅作りでしたが、後に大阪のあられ作りを取り入れ、モチ米を使ったあられを作るようになりました。これが社名「浪花屋」の由来です。

当時はすべて手作業で薄くスライスした餅を何枚かに重ね、小判型の金型で切り抜いて作っていました。ある日、その金型をうっかり踏み潰してしまい、元に直らずそのまま使用したら、歪んだ小判型のあられになってしまいました。

そんなあられを持って商いをしていたところ、ある主人が「こんな歪んだ小判型はない。形は柿の種に似ている」といわれ、そのヒントから大正13年「柿の種」が誕生しました。

その後も今井は、日夜製造方法の研究や改良を重ね、また原料確保に腐心し、みんなに喜んで食べて貰える米菓づくりを目指して、今日の柿の種の基盤を作り上げました。

柿の種を作り続けて90年、浪花屋の柿の種が「元祖柿の種」といわれる由縁であります。】


とあるように、もともと、今井與三郎さんという、元祖浪花屋の創業者が作ったものです。この方の子孫は、知っています。私より一級下でした。

恐らく、昔のことですから、商標登録という発想もなかったのかもしれません。
商標登録して富を独占するという考えもなかったのかもしれません。

まあ、それはともかく、
亀田も含めて他社の柿の種を食べると、味がかなり違うのに驚かされます。

実際には、化学調味料が使われているのかもしれません(手元に現物がありません)が、
浪花屋は、化学調味料のエゲツない強烈な旨みがしない、米の生地を引き立たせるような、淡い味付けです。
かむと、米の味がします。

與三郎氏が、
商標登録したとしても、亀田のような大企業にはならなかったかもしれません。
私は新潟県人ですから、
米の味わいは、田んぼ一枚一枚が違うとわかります。
しかし、東京のスーパーなどに大量に売るには、
サーモンの鮨にマヨネーズ掛けるような人にも売らないといけないから、
生地の味わいが隠れるようなくどい味付けにしないといけませんから、
恐らくは、柿の種以外の名前の類似品が市場を席巻したことでしょう。

TPPが締結されると、恐らく、浪花屋がうまいなどという悠長なことは言ってられないでしょうね。

internationalという、味の規格があります。
万人受けする味というのが、実態です。

サーモンとカリフォルニア巻やアボガドロールが入った寿司のように、日本人も含めて誰もが食べられる味。
文化の個々の違いをブルトーザーでならしたような味。

TPPのお蔭で、
田んぼの味の違いどころか、
炭水化物が入っていれば、米だろうがコーンだろうが同じ…という時代になるかもしれません。

現に、
ファミレスなどでは、かなり前から外米が使われていますし、
東京に出回るコシヒカリなどは、ブレンド米が主流ですが、

「やはり、新潟のコシヒカリはうまい。日本の米自給率は100%だ。」
と思い込んでいる人が多いようです。


■柿の種、プレミアムだね 価格は従来品の7倍
(朝日新聞デジタル - 04月09日 07:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3938568
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