この教育委員の、失言も、
言い訳も、論外です。
堕胎は、悪徳。殺人と同じ。能力による差別、親の都合での命の選別…
生まれ育った時代背景というのもあるかもしれないですが、
まあ、夢にもこんな発言をするとは。
しかも、言い訳が、わけがわからない。
「死ね」と言っておいて、「認めてます」
こりゃあ、ないだろう。
ところで、最近、深く考えているのは、
『正法眼蔵』の「現成公案」の一節です。
別の文脈で論文に引用したのですが、
「……人のさとりを得る、水に月のやどるがごとし。月ぬれず、水やぶれず。ひろくおほきなるひかりにてあれど、尺寸の水にやどり、全月も弥天も草の露にもやどり、一滴の水にもやどる。さとりの人をやぶらざる事、月の水をうがたざるがごとし。」
訳します
…人が悟りを得ることは、水に月が宿るようなものだ。月は濡れないし、水は壊れない。月の光は、広く大きな光であるが、一尺の水にも、一寸の水にも宿り、月全ても天全ても、草の露にも宿り、一滴の水にも宿る。悟りが人を害さないことは、月が水を害さないのと同じである。
月を、愛や正義などと置き、
尺水を秀才、一寸の水を凡才、草の露を知恵遅れの方と考えてみましょう。
月は、誰にでも映るし、誰のものでもありません。
だから、人間の序列をつけるのは間違いです。
人間は平等です。
建前ではなく、真底腑に落ちた、感動的な一瞬でした。
東横線の特急が、反町駅を通過している頃です。
■障害児の出産めぐる発言を撤回 茨城県の教育委員
(朝日新聞デジタル - 11月19日 18:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3720570
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