mixiユーザー(id:12410478)

2014年12月25日08:18

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金か体験か。一概には言えません。

若いころは、体験の重みと時間の重みがわからないですね。
私も、何かのチャンスがあったとき、この先、いくらでも体験可能だと思ってスルーした…ということがいろいろありました。
この先、いくらでも…というやり直しが可能なのは、実はお金だけです。
現にこの年になって、その気になりさえすればもう一度チャレンジできることでも、「まあ、いいや。」と思えることが多いです。

ところで、
一万円の焼き肉は、一万円以上の価値があります。
たとえば、ウナギ。
生涯で最もうまかったウナギは、北千住尾花の、利根川天然ものの筏。筏というのは、鉛筆くらいの稚魚を蒲焼にするもの。
これが、一万五千円でしたが。千五百円のうな重の十倍どころか、一万倍の価値がありました。
誇張ではないです。
グレープジュースサワーを一万倍飲んでも、シャトーオーブリオンにはなりません。シャトーオーブリオンを飲むのは、体験です。つまり、体験した者にしかわからないこと…理屈抜きのことだということです。

これが、人生ではないでしょうか。100万円の年収の人が、年に10万預金するとします。百人集めれば、年収2500万円で、1000万円預金している人と同じになります。
定量化できるものも、また、お金だけです。
体験というものは、定量化できません。
人生は短く、享楽のチャンスも限られています。

しかし、若い人はお金を取る方がいいかもしれません。

先日、親友一家と会食しました。
大学一年の一人娘がいます。受験のアドバイスのお礼、東京で一人暮らしだから困った際の対応を頼むという趣旨でした。ごちそうされるのが目に見えていたので、お祝いを考えました。結局、図書カードにしました。

彼女は、専門書を買うでしょうが、漫画を50冊買っても、そこから素晴らしいサブカルチャーが生まれるかもしれません。チケット屋で換金して、派手に遊んでもいい。享楽の価値は本人以外にはわかりません。
最初に考えたのは、彼女は、法学部政治学科でしたので、買うと7000円以上して結構痛い、ロールズの『正義論』でした。

しかし、考えてみれば、「…という専門書を読んでほしいから、君にプレゼントする。」といいうる賢者などこの世に一人もいないわけです。
現れたのは、大変美人であり、話すととても頭がいいとわかる人でしたが、何者であるのかが分からない人。知らない人に当てさせたら、「女流詩人」とも「女医」とも「美しすぎる区議」とも「女弁護士」とも、「いい家の家事手伝い」とも「理研のリケジョ」ともいうでしょう。ここは、友人そっくりです。「大学生だから、勉強せよ」などというありふれた型にはまる人ではないので、金券にして正解でした。




■「1万円の松阪牛より現金3000円」 現代の若者は幸福なのか不幸なのか?
(キャリコネ - 12月24日 17:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3199725
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