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2026年10月26日16:56

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北九州交響楽団第136回定期演奏会

・リスト:交響詩「前奏曲」
・ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調

篠崎史紀指揮、北九州交響楽団
2026年10月25日(日)、北九州芸術劇場大ホール

秋の定期が終了。指揮がマロ(以下マロ呼ばわりご了承ください)ということもあり、900を超える集客でほぼ満席になりました。雨の中ご来場いただき、ありがとうございました。

今年はサマコンがあったため、実質的に2ヶ月しか準備期間がなく、均等に練習していたらメインのブラームスが形になりそうにない。そこで、自宅では基本的にブラームスに集中することにして、以前に弾いたことがあるリストとハチャトゥリアンは全体練習でなんとかする作戦f^^;。リズム系のはっきりしたハチャトゥリアンはともかく、リストはこんなんじゃものにならないと思いつつ、ほかに手がありません。結果、ブラームスはそれでも消化不良気味で、当日のゲネプロではかなりボロボロでした。でもゲネでダメだったところを注意することで、本番はかなり行けた気がします。なんといっても、マロの指揮と指導にうまく乗せられて、楽しんで演奏できたことが大きかった。

リストではハープが入るんですが、みっちの弾く場所がちょうどハープの真ん前。グリッサンドとか派手な見せ場はないのですが、要所で素敵な音色を堪能できました。管楽器と打楽器の奮闘もあって、客席の反応も上々です。ハチャトゥリアンでは、プルトの表を弾くIさんとハチャトゥリアンだけにハッチャケようぜ、と気合を入れ直しました。「仮面舞踏会」はワルツがよく知られていますが、ほかの曲はそうでもないようで、最後ギャロップで終わったときには唐突感があったか、えっ?という間があり、マロが「オッケー!」と声に出したことで拍手が始まりました。あれは客席にオッケーしたのでしょうか(爆)。

休憩後のメイン、ブラ1は集中できていたのかあまり覚えていません。第1楽章はテンポはゆったり目で提示部の反復ありでした。マロによるとこの楽章はテンポが遅い方がすべて弾き切ることになって難しいが、その分密度が濃くなるのだそうです。そのためか後でアンケート読んで知ったのですが、全曲の演奏に55分かかったらしい。お客さんもお疲れ様です! 第2楽章はオーボエ、ホルン、そしてコンミスのヴァイオリン独奏で聴かせ、第3楽章の忙しく嫌らしい転調もがんばりf^^;、フィナーレもマロの統率のもと、充実した演奏になったと思います。

アンコールはハンガリー舞曲第5番マロスペシャル! ハンガリー舞曲は基本的に遅いラッサンと速いフリスカで構成されますが、この5番はブラームスが長すぎると思ったかどうかわかりませんが、ラッサンを省いたフリスカしかないのが通常版です。ジプシーたちと一緒に演奏した経験もあるマロは今回、復元されたラッサンを前半に置いてフリスカにつなげるオリジナル構成としました。このラッサンは弦各トップとクラリネットという室内楽編成で、これが懐かしいような味のある音楽なんですよ。途中からクラリネットソロの独壇場となり、そのまま一般的な5番に接続されるんですが、以降もいつものでは全然ない! テンポ自在で、繰り返しの1回目と2回目で速さが違ったりする。ラストのジャン、ジャン、ジャン!の手前で急ブレーキがかかり、練習では何度も飛び出し事故が発生しました。みっちも2回やらかし(爆)。マロは笑いながら「次、誰が飛び出すか楽しみにしてます」と。本番では飛び出しがなかったのがちょっと残念f^^;。というレアもので、もしかするともう二度と聴けない5番になるかも。

ひとつ気になっているのが、マロの赤い指揮棒です。もしかして漆の輪島塗あるいは根来塗では? そんな指揮棒があるとしてですが。レセプションで機会があれば聞こうと思っていたのですが、同じテーブルにならず、飲んで喋っているうちに忘れてました。
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