本日の世見 2026年10月17日(土曜日)
『一党独裁』
かつてソ連は、一党独裁下の徹底したイデオロギーで締め上げ、「鉄の団結」を誇った世界の超大国でした。
民族の血の怨念に火が付くと、コントロールを失ってしまうのが政府です。
民族問題を抑え込む共産党政権に対する欲求不満が爆発するとどうなるか、その答えが「ソ連崩壊」です。
あの当時のソ連は、15の連邦共和国と124の多民族が一つの国家として成り立っていました。
1917年のロシア革命以降、「民族の楽園」と讃えられ、民族問題は解決済みのはずでしたが、圧政によって封じ込まれていたのですから、いつどこで民族感情が爆発してもおかしくはありませんでした。
「民族自決、連邦離脱」を錦の御旗として、独立要求を掲げる連邦共和国が続出しました。
「民族意識」このことは、とても重要なポイントです。
最初にソ連邦に盾突いたのが、バルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア)でした。
ソ連の連邦法よりも「共和国法」を優先するという宣言が相次いで採択されたのです。
バルト三国に続き、アゼルバイジャン、ロシア、ウズベキスタン、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシ、トルクメニスタン、アルメニア、タジキスタン、カザフスタン、キルギスなど全ての共和国でも主権が宣言されました。
また、これらの共和国だけにとどまらず、自治共和国や、自治州、自治管区へと波及していきました。
現在でも一党独裁体制の国は、このソ連の崩壊から学ばないと、いつ何が起きてもごく自然なことと思います。
中国内にも、民族意識の高まりを感じています。
近い将来“中国は連邦になる”と、私は思いこんでいます。
一党独裁を望む習近平国家主席も、今年で73歳です。
国家主席だから長生きするとは限りません。
これから20年生きたとしても93歳です。
20年も待つことなく、中国は一党独裁から足を洗うとしか思えないのです。
中国が連邦になったら、台湾、香港も連邦の中の一州になったりするかもしれません。
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