なつかしの昭和平成♡投稿ランド♡
尾崎紀世彦さん……
ダイナミックな歌唱力と胸を打つ大歓声の影には、ただ ひたすらに音楽と自由を愛し続けた一人の男の物語がありました。
1943年元旦、東京都に生まれ茅ヶ崎で育った尾崎紀世彦さん。
幼少期にラジオから流れるジャズやカントリーに心を奪われた少年は、13歳でウクレレを手にし、ハワイアンバンドを結成します。
音楽への熱い情熱はそのままプロの道へと向かい、「ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ」や「ザ・ワンダース」といったグループでその卓越したボーカルに磨きをかけていきました。
大きな転機は1970年、シングル「別れの夜明け」でのソロデビュー。
そして翌1971年、奇跡の一曲「また逢う日まで」阿久悠の言葉と筒美京平の旋律に魂を吹き込んだその歌声は日本中を包み込み、レコード大賞と日本歌謡大賞のダブル受賞という金字塔を打ち立てました。
圧倒的な声量と伸びやかなビブラートは、人々の心に希望と情熱を灯し続けたのです。
トレードマークのもみあげと豊かな髭、温かい包容力をたたえた体躯で、晩年までテレビやコンサートの舞台に立ち、音楽と趣味を自由に愛し続けた尾崎さん。
2012年5月30日、肝臓がんのため69歳で静かにその生涯を閉じました。
いくつもの旋律を駆け抜け、最後まで自らのスタイルを貫いたその生き様。彼が残した名曲の数々は、今もなお私たちの心の中で褪せることなく輝き続けています。
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