子育てをしていた頃のこと。
そして、ソフトボールの監督として子どもたちと向き合っていた頃のこと。
あの時間を振り返ると、ひとつだけ強く思うことがあります。
「勉強できなくったって、あなたは私の大切な子ども。」
「今、結果を出せていなくたって、あなたは私の大切な仲間。」
この“立ち位置”に立てるかどうかで、人を支える力は大きく変わるのだと感じています。
相手が何かを成し遂げたから大切なのではなく、結果を出しているから価値があるのでもない。
その人が“そこにいる”というだけで、すでに大切な存在なのだと伝えられるかどうか。
人は、条件付きの励ましでは心を開けません。
「できたら褒める」「結果が出たら認める」
そんな関係では、安心は生まれない。
けれど、
何もできていなくても、
迷っていても、
立ち止まっていても、
「あなたは大切だ」と伝えられた瞬間、人は不思議と前に進む力を取り戻す。
サポートの本質は、アドバイスでも、励ましでもなく、まずその人の存在を丸ごと受け止めること。
そこから初めて、人は自分の力で歩き出す。
誰かを支えたいと思うなら、まずはその人の“価値”ではなく“存在”を見ること。
そこからすべてが始まる。
その優しさが、誰かの未来をそっと支えていくのだと信じています。
P.S.
存在を受け止める優しさを大切にしたい。
だけど、部屋に現れるカメムシの存在だけはまだ受け止められない。
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