菊池寛の句に、「故人老いず 生者老いゆく 恨みかな」があります。
俳句とも川柳とも言えぬ感じがしますので、あるいは雑俳と呼ぶのでしょうか?
どこで、この句を僕が知ったのか、どうも定かではありません。
あるいは、永六輔辺りの本のような気もしますが、それも記憶が曖昧です。
この句についてネット上で調べていたら、
「死者老いず 生者老いゆく 恨みかな」の方を使っている方が
多いような感じがしました。
菊池寛の名前を付けた「死者」もありますし「故人」もあります。
「故人」と「死者」どちらも同じ意味ですが、
少しニュアンスが違うような気がします。
「死者」が一般的で多くの人を思い浮かべるような感じがするのに対して、
「故人」の場合は、誰か特定の人をイメージするのですが、いかがでしょうか?
菊池寛の意図はどちらだったのか、
出典などを調べてみたのですが、分かりませんでした。
今日は5月8日、同居人の誕生日です。
彼女は1956年の生まれでしたから、存命ならば、丁度70歳になりますが、
12年前に他界しています。
その現在の姿を思い描こうとも思うのですが、
どのような姿になっているか、何とも難しいですね。
それに対して、僕は、だいぶ頭も白くなりましたし、
背中も丸まって、老け込んで来ました。
顔や腕などの皮膚もたるんで来たような感じがしています。
今、彼女と会ったならば、
「こんなお爺さん知らない」と言われそうな気もします。
だからこその、
「故人老いず 生者老いゆく 恨みかな」なのでしょうか。
【今日の一句】
筋肉痛 こんなはずでは なかったが
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