まつだ ようこ
通路側のお隣に座ったのは、30歳くらいの若者。
安定飛行になって、ふと窓を見ると、美しい天上の夕景が、、、
この景色を独り占めするのがもったいなく、おばちゃん(私)は、思わず若者に、
「綺麗よ〜」と、声をかけてしまう。
「あ、しまった、迷惑よね!」と思った瞬間
「本当に綺麗ですねぇ〜」
と、少しぎこちない日本語が返ってきた。
聞けば、台湾の方で、仕事でしばらく熊本に滞在するのだそう。
彼が、初めに私に語りかけた言葉は「謝罪」だった。
「台湾人が増えて、熊本はうるさくなったでしょう? ごめんなさい。 台湾人は、日本のこと好きなんだけど、声が大きいし、ルールがよくわからないこともあって、いっぱい迷惑かけてると思う、、、」と。
そう言って何度も「ごめんなさい」と。
そういう話しも、聞いたこともあるが、私は接したことがない。
「あなたが悪いことした訳ではないでしょう?あなたは、私に話しかけてくれて、楽しい時間を過ごそうと思ってくれてる。それが、とても嬉しいですよ。」と、返事した。
それからは、時々翻訳アプリを使いながら、話しが盛り上がる。
私のことを「近所のおばちゃんみたいに優しい」と(褒め言葉よね)
以前、台湾を旅行した時のことを思いだしながら、彼の地の思い出話をした。
「花蓮は復興したのかな?私は地震の時募金をしましたよ」と言うと、彼は「ありがとう、ありがとう」と繰り返す。
実は彼は、東日本大震災、熊本地震の時、アルバイト収入を募金したのだと。
今度は、私が「ありがとう、ありがとう」の番。
あっという間に熊本到着。
到着口で、彼から、「明日からお仕事頑張りましょう

そして、また会いましょう

」と言われ、ここ数日の疲れがどこかに飛んでいった。
で、がんばる私。
今日も一日頑張ってお仕事したところ。
思いやりは国境を超える。
素敵な出会いに感謝
また、彼に会える気がしてる^_^
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