mixiユーザー(id:12410478)

2026年03月17日08:21

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旧知の研修医。続き。

彼と話して印象的だったことは多くありますが、

1 患者との対応という人間関係が大切だということがよくわかったということ。

2 論文は書きたくなくなったということ。

3 都市のインフラがいかに恵まれているかわかったということ、

4 医師免許を取り、何か悪いものが脱落したということ

などです。
しかも、
1ならば、「勉強より人間性を」という俗な話ではありません。「勉強より人間性を」なんて言っている人は、ほとんどの場合、できない人です。「勉強」と「人間性」の両方を満たすことはいくらでも可能です。勉強ができないからこそ、「人間性」というわけがわからないものが、自分にはあって、出来るヤツにはないと思い込むという、最悪の自己欺瞞です。
(他にも「どの大学に行くかより、そこで何をやるかが問題だ」(BFランクの人が良く言う)、いろいろと面白いものがありますが、別の機会にします)

そうではなく、彼は「一刻を争わなければ患者は死ぬ」という状況は実はほとんどない。技術というより、「おじいちゃん、手術すれば治るからね」と優しく言うという対応が大切であると言っていました。技術の価値を相対化できたのだと思います。

論文も、発表してみんなにわからせることは興味がなくなった。自分が分かっていればいいと言っていました。
わからないことはありませんが、やはり、理系です。

理系の学術は、scienceでありartではありません。たとえば、微分法は世界の各地で同時期に10人が発見したといわれます。だから、自分が他に先駆けて発見する必要はないと。

文系は自分がやらないと数百年遅れる、あるいは永遠に達成できないかもしれない…ということがあります。
神秘主義の研究などはそうですし、神秘主義をbaseにした研究もそうです。
ある思想や文学が、ベースとなっている即非の論理や悪人正機に基づいていないと理解できないということは、自分にしか発見できない場合もあります。結びつきは無限にあり、そこに行きつく語学力などのツールは、多くの人が持っているものではないからです。英語を考えてみればわかります。英語はあれほど人生を有利にするのに、ほとんどの人がマスターしていません。それが、マイナー言語になったり、19世紀のスラブのユダヤ人コミュニティというマイナー領域になったら…と言うことです。

勉強は、欲というよりは、そういう冷徹な現状認識が大切なのではないでしょうか。

…さて、ウニの写真を載せましたが、ウニが養殖できるようになったのは良いことです。ただ、あまり広まっていないのか、値段は高止まりです。
嘆いても仕方がありません。調べると、たとえば、宮城県沖では、クロマグロの漁獲は増えています、そういう変化は、現実です。それに逆らったはダメでしょうね。ウニの養殖は、どなたかがやってくださればいい。それを、大トロでも食いながら、待てばいい。

写真は、バフンウニの高級なものですが、家内は、このもっとリーフが小さい凄い奴を食べました。くっそ。ひとの財布を何だと思っている。
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