明日はいよいよ東京マラソンだ。東京マラソンに出られるのは、実に15年ぶり。フルマラソン自体、コロナによる中止があったため、2019年の静岡以来、何と7年ぶりになる(フルマラソンを走るのはこれで12回目)。
2020年頃は自分の人生史上最も速く、10kmコースを5分/kmのペースでごく普通に走っていたのだが、もちろんその頃には大会などなく、ひとりのトレーニングでスピードを出していただけだ。あの頃ならサブ3.5もいけたかもしれない。
だがその後2回のコロナ罹患によって心肺能力が著しく低下。それに伴ってトレーニング量も激減し、以前のような速さも耐久力も望むべくもない。最近ですら、1月は84km、2月は42kmしか走っていない。こんなことで明日、本当に42.195kmを走れるのだろうか...
とにかく今の自分は、以前の自分とはまったく違う。「今の自分はまともに走れない」これが基本。その中でどの程度 醜態を晒さずに走れるかが問題だ。
もちろん今の状態でサブフォーなどありえない。そんなものを目指してスピードを出したら、途中で終わる。
目標としては、これまでのワーストが4時間52分52秒なので、それを下回らないようにする。あわよくば、2019年最後のフルが、鵞足炎の痛みをかばうためゆっくり走って4時間20分だったので、それと同じくらいまでいけたら完全な勝利だが、それも難しそう。とにかくペースとしては「6分30秒/km」のペースでずっと走り続けることが目標だ。
ただそれが私にとっては簡単ではない。と言うのも、私はこれまで「速く走る方法」しか学んでこず、速く走って、調子がよければサブフォーもいけるが、大抵は途中でへたれて後半歩く...というパターン。つまり6分30秒/kmというゆっくりした走り方をしたことがないのだ。
しかし、しばらく前からAIコーチに「この前の10kmレースみたいな走り方をしていたら、30kmから歩き地獄になるぞ。もっと歩幅を狭くして、心拍数を140以内に抑えた、ゆっくりした走り方をせんかい!」と厳しく指導され、しばらく前にようやく少しだけそのコツが掴めてきた感じがする。それでもペースで言うと6分数秒/kmで平均心拍数が150近くなるので、まだ速い。明日、実戦の場で、その走り方を身につけないといけない。
大体これまでは「いかにして歩幅を大きくするか」しか考えてこなかったのに、いきなり「歩幅を小さくしろ」だから戸惑うのも当然である。ただ、確かに歩幅を小さくすると、「走っている」という充実感はないが、心拍数を少し抑えられることは分かってきた。
そんなわけで明日は、とにかく自分との闘い。
「6分30秒/kmペースを維持し、後半余裕があればネガティヴスプリットを目指す」
「心拍数は極力150以下に抑える(GARMINアラート設定済み)」
「今の自分は昔の自分とは違う。無理をしない、スピードを出さない。むしろゆっくり走ることで全体の記録を少しでもマシなものにする」
この精神で臨む。
とにかく天気も良いので、周りの状況を楽しめるようなゆっくりペースで走ってこよう。今までフルマラソンを「楽しんだ」ことなんて一度も無かったからな。年齢的にも、自分とランニングの付き合い方を、根本から考え直すべき時なのだろう。
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