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2026年02月16日23:54

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【映画】『リターニーズ』

アフリカ東部のウガンダを舞台に、人生を取り戻そうともがく元こども兵たちと、彼らを支える日本のNPOの活動を追ったドキュメンタリー。

ウガンダでは、反政府武装組織LRA(神の抵抗軍)と政府軍が20年以上にわたり戦闘を繰り広げてきた。内戦中、LRAは3万人以上の子どもたちを誘拐し、男子は戦闘に駆り出し、女子は兵士と強制結婚させた。その後、LRAは隣国に潜伏し、子どもの誘拐を続けている。2023年、元こども兵とその家族の約140人が、武装勢力の活動地域から逃げてきた。「リターニーズ(帰還者たち)」と呼ばれる彼らは、幼少時に誘拐され、心に深いトラウマを植えつけられ、人生そのものを奪われてきた。過酷な環境のなかで育った彼らはまともに教育を受けておらず、基本的な衣食住を満たすことも難しい。

元こども兵の社会復帰を支援するNPO法人テラ・ルネッサンスの小川真吾理事は、3年間におよぶ訓練プログラムをつくり、彼らが自尊心を取り戻し、生きる場を見つけるまで寄り添い続ける。そんな彼らの活動を2年間にわたって記録し、社会復帰のための第一歩を踏み出した元こども兵たちの姿を映し出す。



個人的な話で恐縮ですが、夜勤明けで18時間寝ていない状態で午前10時30分からの上映に挑んだのですが全くの杞憂でした。赤や青、緑に黄色と言った原色そのままの極彩色の服と眩しい位に照り付ける太陽のお蔭で一瞬にして目が覚めました。

「愛の対極にあるものは憎しみではなく無関心である」とは、マザー・テレサさまの御言葉ですが、2月20日に菊池啓監督と共に登壇されるフリーランス国際協力師の原貫太さまのユーチューブの登録者ではあるんですが、コンゴを中心にしたアフリカシリーズは今日の今日まで観ていなかった事を深く恥じております。

https://www.youtube.com/@kantahara/videos
(原貫太・フリーランス国際協力師)








****************ここから先は内容に大幅に触れておりますので未見の方は注意して下さい*************














本日登壇されたのはBS報道局社会部記者・映画監督である 加古紗都子さま、彼女の発言を聴いていて劇中の中でモヤモヤとしていた嫌悪感が晴れました。この映画、遠いアフリカの話だけでは無く日本にも広く根強いている「家父長制」への静かる抵抗の詩と読み解くことが出来ました。

この映画の主要登場人物であるパスカリーナという女性がいるのですが、11歳の時に拉致されて兵士であるキラマと強制結婚されられてしまうのです。二人の子どもが出来て二人目の子供と夫のキラマも戦闘で命を落とすのですけれども、長男であるオラニャがコンゴにいる親族に引き取られて普通だったら一件落着となるではありませんか。ところがその親族が国境までの交通費と亡き夫であるキラマの親族に対して損害賠償を請求しているのです。
この時に彼女はテーブルからも外されて完全に蚊帳の外状態。見るに見かねたテラ・ルネッサンス側が資金を立て替えることにしたのですが、札束を数える手首には金ピカの時計。自分がこの世の中でこれ程醜悪な腕時計を見たことがありません。
「おぞましい」その一言に尽きます。


もう一つの問題提起は、現在ガザ地区でジェノサイドを行い続けているイスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状を出しているICC
(国際刑事裁判所)が万能では無かった件でして、無いよりは有った方が良い機関だと自分的には思っていますがLRA指導者のジョセフ・コーニーには逮捕状を出せても、ウガンダ政府にはICC設立前の案件だった為逮捕状が出せないと言う現実もあぶり出しております。

最後になりますが、この映画かなり情報量が多いので出来ればパンフレット(1000円)を購入して下さい。有益なテキスト満載でこれでこの値段だったら安いと思います。


https://returnees.ndn-news.co.jp/

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