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2026年02月07日09:03

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年2月07日(土曜日)

『鞍馬山』

今はJRと呼ばれていますが、ほんの40年ほど前までは「国鉄」と言っていました。
このJRのお話です。

東海道線は、ほぼ江戸時代の主要街道の一つだった東海道に沿って走っていますが、大府−豊橋区間だけは、東海道を離れ、全く別のルートを走っています。
また、江戸時代には、江戸から八王子を経て山梨県、長野県に至る甲州街道が栄えていましたが、甲武鉄道と甲州街道の道筋とは違います。
甲武鉄道が国有化された後、今はJR中央線に組み込まれています。

鉄道ひとつ見ても物語があるようです。
でも、鉄道については、こんな噂が出たといいます。
「宿場町では、汽車が近くを通ることで昔ながらの道を歩く人が減って、宿に泊まらなくなる」
「蒸気機関車の火の粉で火事になる」など、様々な理由で反対運動が起きたとか。

八王子から新宿の間が甲州街道だったのを知ると、この区間の中央線の電車に乗った時は、「甲州街道を走っている」と思いたくなります。
街道とは違いますが、昔の人は、日本の山々をどのような思いを抱いて登ったのでしょう。

山と言えば「鞍馬山」。
源義経の幼少期(牛若丸)がここで天狗の僧正坊から武芸を習った話は有名ですが、もしかしたら、650万年前に金星から降り立った「護法魔王尊」(天狗の原型とも言われる)が生きていて、牛若丸に武芸を教えていたとしたら、心が弾みます。
この護法魔王尊は、ヒンドゥー教の神話にも出てきます。
神智学ではサナト・クマラとして、キリスト教ではルシファーなどとして、多くの神々と同一視されています。

「魔王尊はシリウスから下された光の棒で人間たちに天の力を与える」といった祈りの詩が、鞍馬山で毎年5月の満月の夜に行われる「五月満月祭(ウエサクサイ)」という秘儀の時に捧げられます。
護法魔王尊が降臨したとされるのが、奥の院・魔王殿です。
ここは鞍馬山では最も神聖な場所で、昔は修行道場として使われていました。
宇宙のエネルギーを取り込める六芒星が描かれたパワースポットもあります。


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