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2026年02月03日09:12

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年2月03日(火曜日)

『豆まき』

「鬼は外! 福は内!」 私と一緒に豆まきをしませんか?
昔から伝えられる日本のしきたりには、先人の知恵が詰まっています。
炒った大豆をまくことで、邪気や厄を追い払う儀式が節分の豆まきです。

昔は今とは違い、大豆を炒るのにも手間がかかりました。
まずは火を起こします。
火の元となる炭も手間のかかった品です。
ただ豆を炒ればいいのではありません。
大豆は、前日の夜に神棚に供えるのがしきたりでした。
その豆が「福豆」となり、それをまくのです。
外に向かって「鬼は外」、家の中には「福は内」。
この豆まきが終わったら、福を逃がさないように戸や窓を閉めます。

現代人は、“時の過ごし方”をどこか間違えている気がします。
こうした節分の儀式を見ても分かるように、家族が揃って楽しめる行事を、先人はしきたりという形で残し、家族の団欒を作ってきました。
日本人にとってのしきたりは、家族を大切にする思いが生み出したもの、と私は思っています。

今宵は、ご家族で、豆まきをなさってみてはいかがですか。
2026年2月3日が、あなたの家族にとって思いで深き日になりますように。
豆を歳の数だけいただくのなら、私は79粒もいただかなくてはいけません(笑)が、恵方巻もいただいちゃいます。

“日本のしきたり”ってね、神様に感謝し、願うことなんです。
季節が変化しながら移り行く日本、このおかげで豊かな資源に恵まれた日本。
大昔の人々も、私の思いと同じで、自然界そのものに神様が宿っていると考えていたのだと思います。
こうした神様に対する感謝の心は、日常的にそそがれてきました。
やがてこの思いは、「しきたり」として今の世まで受け継がれてきたのだと思います。
でも最近では、こうした感謝の心は薄れている気がいたします。
私を育ててくれた両親は、こうしたしきたりを、とても大切にしていました。
私も大切にしている一人です。
節分の豆まきは、鬼(邪気)を祓う「追儺(ついな)」と呼ばれる儀式に由来します。

※写真:神戸市「長田神社」の追儺式
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