mixiユーザー(id:15922285)

2026年02月01日12:52

27 view

「通知音の残響」


「通知音の残響」歌詞


去年の夏の湿った風が また僕の窓を叩く
君がいなくなってから もう季節が一巡りしたんだね
一歳年下の君は いつも少し後ろを歩いていて
「先輩、待ってくださいよ」って 笑う顔が焼き付いてる

あの日のLINE まだ消せずにいるよ
「携帯変えたんだ」って 新しい番号とアドレス
たった一週間前の通知音が 今も鼓膜に張り付いて
「そのうちまた遊ぼう」なんて 適当なスタンプ返した自分が憎い

仕事が忙しいとか ありふれた言い訳を盾にして
君のSOSに気づかないふりをしたのかな
腕に残る無数の傷跡 見て見ぬふりをした罰が
この蒸し暑い部屋に 僕を独り閉じ込める

誰かが言ってたよ 君は新しい仕事を始めるはずだったと
尊敬するあの人に「頑張れ」と言われて 頷いていたと
約束を守ろうとして 重たすぎる荷物を背負ったのか
それとも約束があったからこそ 糸が切れてしまったのか

死因は「熱中症」 ニュースはただ淡々と告げたけど
僕は知っている気がするんだ 真実の輪郭を
クーラーの切れた狭い部屋 じっとりと汗ばむ肌
睡眠薬を飲み込んで 君はただ 永遠の涼しさを求めたんじゃないか

仕事が忙しいとか そんなことより大切なこと
今更気づいたって もう君には届かない
新しい電話番号にコールしても 誰も出ないまま
無機質なアナウンスが 僕の愚かさを嘲笑う

もしもあの時 「今すぐ会おう」と言えていたら
君の部屋のエアコンを 僕がつけに行けたなら
去年の夏の湿った風が また僕の首を絞める

通知音の残響だけが いつまでも消えない
8 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年02月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

最近の日記

もっと見る