mixiユーザー(id:67073406)

2025年12月30日19:51

25 view

ものすごい会談とドローン攻撃

Chihiro Sato-Schuh

【ものすごい会談とドローン攻撃】
ウクライナの戦争を終わりにするための交渉は、何度も行われてきたけれど、いつも最後には、ウクライナ側が一方的に破棄するような形で流れてしまっていた。
ウクライナがというよりも、バックについているNATO諸国がということだけれど。
しかし今回の停戦交渉は、これまでとはかなり流れが変わったようだ。

28日にゼレンスキーがフロリダへ来て、マーアラゴのトランプの邸で、トランプと会談した。
会談後の共同記者会見で、トランプはまず「ものすごい(terrific)話し合いだった」と言った。
テリフィックというのは、「すばらしい」という意味でもあり、そのように翻訳されていたようだったけれど、「ものすごくひどい」という意味で使われることもある。
いいにしろ悪いにしろ、とにかくものすごい会談だったらしい。

ゼレンスキーと会談する前に、トランプはプーチンとも2時間以上も電話で会談していた。
そのあとでゼレンスキーの交渉チームとランチしながらの会談があり、それからウクライナ支援のヨーロッパやNATOの首脳たちと電話会談した。
そのあとでようやく共同記者会見になったのだ。
これまでのパターンだと、ウクライナ代表とは交渉がついても、そのあとでヨーロッパの首脳たちがゼレンスキーを取り囲んで、ロシアが受け入れない条件をつけてきたり、あるいは休戦協定を破って攻撃してきたりして、なし崩しになった。
今回トランプは、ゼレンスキーがヨーロッパの首脳たちのところへ行く前に、全員電話で呼び出したというわけだ。確かにこれで、時間の無駄を省くことができる。

事前にプーチンと会談したのも、つまりはトランプがプーチンを代弁する形でゼレンスキーやヨーロッパ諸国の首脳と交渉したということだったらしい。
ウクライナ側は、休戦を要求してきたけれど、これまでも毎回ウクライナが休戦を破ってきたので、ロシア政府はもう休戦には応じない。
同じことの繰り返しになるだけなので、結局、戦争が長引くだけだ。
そのようにプーチンが言ってきたのを、トランプは「理解できる」と言い、休戦はなしということになった。
プーチンは、ウクライナが成功することを望んでいるのだと、トランプは言っていた。

奇妙に聞こえるかもしれないけれど、ロシアはウクライナが立派に復興することに関心を持っていて、エネルギー供給を安い値段で支援する用意があるし、ザポリージャ原発や電力供給システムを建て直すとも言っているのだと。
ゼレンスキーは、始終ナーバスな顔つきをしていたのだけれど、トランプがその話をしているとき、ホッとしたように顔が緩んで、うれしそうに笑っていた。
和平協定には、戦争責任者は、双方ともにアムネスティを与えられるということも記されている。
だから、ゼレンスキーが国際法廷で戦争犯罪を問われる心配はないにしても、ウクライナ国民に吊るし上げられる可能性はある。
プーチンは、エネルギー供給の復興を支援するだけでなく、ゼレンスキーの身の安全を守ることについても、何か言っていたのかもしれない。

今回の和平プランは、アラスカでのプーチンとトランプの会談のときに合意した内容を元に、トランプ政権が11月に出したものだった。
双方にアムネスティが与えられ、どちらも賠償責任はない。
それだけでなく、西側諸国で凍結されたロシアの資産のうち半分を、ウクライナ復興のために提供するということも入っている。
その一方で、ドンバスとルガンスクをすべてロシアに併合させるということ、国境地帯を緩衝地帯にすること、大統領選挙を行うことなどが入っていて、その点では、ロシアは一切譲っていない。

国境については、まだ合意には達していないということだったけれど、大統領選挙ではなく、国民投票を行うという話をしていた。
領土の併合について合意して、戦争をやめるのか、それとも領土をめぐってまだ戦闘を続けるのかについて、国民が投票するということらしい。
多くのウクライナ国民は、外国、それも多くはロシアに避難しているので、国外のすべてのウクライナ国民も投票するということだった。
ゼレンスキーが、これを実現するのはなかなか難しい、と言っていたのに対して、トランプは、国民投票ではなく、議会でやってもいい、と言っていた。
要するに、実現が難しいからということで、なし崩しにはさせないということのようだ。

ウクライナがなかなか和平協定に合意しないのは、バックについている西側諸国が戦争をやめたくないからなのだ。
そのすべての背後には、ロンドン金融街がいて、無からいくらでも作り出しているお金で、政治家たちを腐敗させ、傀儡政治家を首脳に据えている。
戦争が続くかぎり、軍事費のためにどんどん負債を作り、資金を作り出すことができるので、やめたくないのだ。
ロンドン金融街は、この戦争でロシアを弱体化させ、政権を乗っ取ることで、世界を統一支配するのに邪魔になる存在を消すつもりだった。
しかし、ロシアは経済封鎖を逃げ切って、逆に国際影響力を強めてしまったのだ。
そのため、状況がますます悪くなっていくだけなのはわかっていても、やめるにやめられないようなことになっている。

しかし、今回の和平プランが出された頃、ウクライナ腐敗防止委員会が、ゼレンスキーの側近が関わっている大規模な腐敗事件を暴露した。
これには、実はFBIが関わっていて、腐敗の証拠をFBIが握っているようなのだ。
トランプ政権は、それを小出しにして、ゼレンスキー政権に圧力をかけているようだ。
11月末のサンクスギビングまでに返答をするようにというトランプ政権側の要求に、ゼレンスキー政権は答えなかった。
すると、サンクスギビングのあとで、側近のイェルマークが家宅捜索を受け、辞任に追い込まれた。

ところで、この腐敗事件には、ゼレンスキー自身やヨーロッパの首脳たち、イギリスのスターマーやドイツのメルツ、EU委員長のファン・デル・ライアンなども関わっているに違いないという。
いずれにしても、FBIはウクライナ支援派の首脳たちを腐敗で落とすだけの証拠を握っているようなのだ。
その頃、元EU外務省の官僚が、腐敗で逮捕されたりもした。
トランプ政権が、ヨーロッパで事実上の言論弾圧を行っていたヘイトスピーチ防止のNGOをテロ組織認定して、入国禁止にしたりもした。

そうしたこともあって、イェルマークが辞任した直後に、身の危険を感じたらしいゼレンスキーが、パリへマクロンに会いに行った。
そのマクロンは、その後、急に3日間も中国を訪問して、友好関係を結んできた。
ところで、その訪問のあとで、マクロンはメルツやファン・デル・ライアンに対して、ロシアの凍結資産の転用について、反対し始めたのだ。
それでEUも、分裂し始めたようだった。
ロンドン金融街にとっては、こうした人たちも、多くの傀儡工作員のうちの一人にすぎないので、切り捨てるのなどは何でもないのだと思う。
もちろん彼らにとっても、指令と違うことをするのは、命がけなのに違いない。
だからトランプ政権は、彼らに圧力をかけつつ、身の安全が守れるように取引する必要があるわけだ。

今回の共同記者会見では、トランプは公然とプーチンの肩を持っていた。
これまでは、表向きはロシアが悪いように言っていたけれど、もうそんな風に表向きを作らなくてもいいほどに、状況がよくなったということのようだ。
トランプがロシアと敵対しているような言い方をするのは、ロシア疑惑をでっち上げられて、何度も弾劾にかけられたりしたからだ。
ところで、このロシア疑惑も、この頃まったく根拠のないでっち上げだったことが、公にされ、でっち上げた責任者たちを追及し始めている。
これにより、状況は今までとは、大きく変わったのだ。

ところで、ロンドン金融街は、ゼレンスキーが和平プランに合意してしまいそうなのを見て取ったからか、会談直後に、ウクライナ軍のドローンが100機ほども飛ばされ、ノブゴロドにあるプーチンの家が攻撃されたということだった。
トランプは、会談のあとに、内容を報告するためにプーチンと電話会談して、そのニュースを聞かされた。
トランプは、そんなひどい話は聞いたこともないと言い、ウクライナに対してそれなりの対応をすると言ったそうだ。
これまで、ロシアはゼレンスキーも含めて、ウクライナ市民を攻撃の対象にはしてこなかった。
だからキエフでは、今でも普通に都市生活が送れているのだ。

しかし、ウクライナ軍が公然とプーチンの家を攻撃したとなったら、ロシアにもゼレンスキーを攻撃の対象にする権限が生じることになる。
ロシアの元大統領のメドヴェージェフは、「これからゼレンスキーは、一生隠れて生きるしかなくなるかもしれない」と言っていた。
ゼレンスキーは、プーチンの好意で身を守れるとなったから、和平プランに合意しようとしていたのかもしれない。
まさにそれをつぶすような攻撃が、そのとたんに行われたのだ。
これはもちろん、ゼレンスキーを追い詰めて、戦争を続けさせるために、NATO軍がやらせたことなのだろう。

しかし今回は、この攻撃について、プーチンがトランプに報告したのが、最初だったのだ。
そのあとで、ロシア政府から発表があったけれど、まずアメリカとロシアの大統領同士が連絡し合っていた。
アメリカとロシアは、すでにそこまで緊密な関係を作っていたし、この事件は、この関係をますます深めることになるのじゃないかと思う。
NATO側も、もう他に手がないから、こんな手に出たのだろうけれど、すでに流れは変わっているようだ。
ロシアもアメリカも、これをきっかけに出せる切り札を出すことになるだろう。
向こうは終わりを先延ばしにするつもりだったのが、逆に早めることになったのじゃないかという気がしている。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する