オウム真理教の岡崎が、
1 入信してしばらく、全ては麻原の言う通りに進行した。だから、帰依した。
2 しかし、VXをかけられたら一発であの世行きだから、教壇から逃げた。
と言っています。
コイツは悪人だけにリアリストです。多分本当でしょう。
1について考えます。
超能力というものは、どう考えても存在します。
宗教家の超能力ではなくても、探している文献が短時間にヒットする、亡くなった祖父の声が聞こえたなどの現象はあります。自分の体験としてもありますし、他人の体験としてもあります。
ところが、それを社会的に拡大しようとするとうまくいきません。たとえば、自分から宣伝する、信者を獲得するなどです。
予言も同じです。
たとえば、広瀬謙次郎という人がいます。この人は、社会的には常識人ですが、関東大震災や日米開戦と敗戦、ベトナム戦争など数々の予言を的中させました。ところが、著書に書いた予言は、外れています。
イルミナティカードなども同じでしょうね。
同時多発テロなどは、イラスト通りのことが起きていますが、事が起きてから有名になりました。だから的中しました。
(もちろん、イルミナティカードが描かれて販売されたのが先、同時多発テロが後です)
だが、有名になってからの、横須賀に原爆が落ちるなどの予言は当たらないかもしれません。
だからこそ、ノストラダムスなどは、どちらとも取れる曖昧な描き方をしていると推定できます。
何らかの力が働いて、予言や予知など超能力は作動する。しかし、作動するための条件があります。
1 自分が選ばれた存在である、自分の霊は高貴である…ということに結び付けないこと。
学生時代の女性の友人に、会うと、ぼくの手のひらから金箔を出すという人がいました。
彼女は「私の神通力」とは言わず、「ご守護神様の力」と言いました。おそらくだからこそ(彼女が謙虚だったからこそ)そういう真似ができたのでしょう。
2 他人に事前に言わないこと。
事後的に当たるということです。言うとしても限られた人に対してでしょう。
この二つの制約を背負うのが、普通の規模の超能力です。
超能力者のSは、
「方術使いは、貧、夭、孤の三つに甘んじなければならない」と語りました。実際に彼は貧しく、病気がちで若死にしました。配偶者や子どもはいません。
しかし、新興宗教の教団ということになると、この二つを超えて広がります。
事情通によると、千人がボーダーであり、それを超えるのが難しく。超えると別のフェーズになるそうです。
オウムの場合、千人を超えた段階で、1、2を捨てるべきだったのに捨てきれずに自滅したのでしょう。
他の宗教は、千人を超えると、ある程度、穏健になります。
私は、ウオッチングしているだけです。在来の宗教や思想はともかく、オウムや創価学会的な新宗教とは無縁ですが、
興味が尽きないものがあります。
世界の構造の秘密が、そこにあると思うからです。
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