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2025年12月02日19:34

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そんな事・・・

 少し旧聞になりますが、11月26日に行われた
 立憲民主党の野田佳彦代表との質疑応答において、
 いわゆる「裏金事件」に象徴される「政治とカネ」問題について、
 「そんなこと」と切り捨てたのが、波紋を広げました。

 僕は実際に聞いた訳ではないのですが、
 実際の場面は下記のような感じだったようです。
 党首討論で野党のトップバッターとして高市首相と対峙した野田代表は、
 28分の持ち時間のほとんどを、
 中国が猛反発した「台湾有事」発言に対する責任の追及と、
 さらなる物価高騰につながりかねない超大型補正予算案の策定に対する
 反論に費しました。
 そのうえで最後に追及したのが、「政治とカネ」をめぐる高市首相の対応でした。
 野田代表は、昨秋、当時の石破首相と約束した
 企業・団体献金の受け皿となっている政党支部の実態調査の結果をただしました。
 これに対し、高市首相は口をとがらせて
 「御党に示すという約束であるとは思っていない」と言い放ちました。
 そのうえで、
 「そんなことよりも、ぜひ、野田総理、(国会議員)定数の削減やりましょう」と
 逆襲したと報じられています。
 要するに、高市首相は「『企業・団体献金』問題より、定数削減のほうが重要」との
 認識を示したわけですが、これは本音なのでしょう。

 こうした発言が飛び出した後
 11月28日に公表された政治資金収支報告書では、
 高市早苗首相が代表に就く「自民党奈良県第二選挙区支部」が、
 2024年8月に東京都内の企業から1千万円の献金を受けたとの記載がありました。
 政治資金規正法は、同社の規模の企業が政党に寄付できる上限を
 年間750万円と定めています。
 指摘を受けた支部は、11月28日のうちに返金の手続きをとり、
 報告書の寄付額も「750万円」と訂正したとの事です。

 政治資金収支報告書では、色々な問題が指摘されていますが、
 総理大臣が代表を務める支部で、違法な寄付を受けていた訳で、
 事務的なミスと訂正すればそれで済むと言う問題ではないでしょう。
 奈良県とどのような繋がりのある東京の会社が、
 法定された金額以上の寄付をしたのか、
 受け入れ側がつぶさに説明すべき事だと思います。
 まぁ多分高市総理としては、訂正したから良いのだとの考えなのでしょう。
 それだからこそ、「そんな事」と言う事になるのかも知れません。

 前回の参議院議員選挙で自民党が大敗した大きな理由が政治と金の問題と
 言われています。
 しかし、自民党派閥の裏金問題に関与した佐藤啓官房副長官が、
 未だに、参院議院への出席停止を受けているなど、
 何も解決していないと思います。
 それを「そんな事」と切り捨てる事が
 妥当だと思う人も少ないのではないかと思います。


【今日の一句】
 見せどころ あんたも好きねと 踊り子が


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