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2025年09月24日22:22

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九日目あたりから調子が「なんか変」な感じだった若隆景だが。

【平成の名力士列伝:隠岐の海】航海士の夢に区切りをつけ大相撲へ 大物食いで土俵を盛り上げた「未完の大器」の完全燃焼
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大相撲九月場所十一日目、全勝で賜杯レースの単独トップに立つ横綱豊昇龍は関脇霧島を上手投げに退け11連勝、星一つ差で追走の横綱大の里は小結高安を突き出しで制して一敗をキープ、大関琴櫻も西前頭四枚目若元春を上手投げに仕留めて十一日目で勝ち越し、上位陣安泰の一日となりました。
さて、今日の豊昇龍、直近の対戦で敗れている関脇霧島が相手。立ち合い、左張り差しから右四つで霧島の上手を取るも一度上手が切れ、改めて浅い上手を取ってから左から上手投げ。この一番について、八角理事長(第61代横綱北勝海)は「前に出ている方が強い」と評価したようですが、今場所は相撲の流れがしっかり出来ている印象で、昇進からこれまでの三場所中皆勤が一場所だけだったのが信じられないほどの充実ぶりを改めて感じさせる今日の一番でした。
一方、大の里の今日の対戦相手は優勝決定戦を闘ったこともある小結高安。立ち合い、高安の体当たりの突っ張りをまともに受けて土俵際に後退するも、右に逃れて踏みとどまり、左押っ付けから突き出し、勝負あり。新横綱の先場所は引き技で墓穴を掘る悪癖で11番に終わり、敗れた4敗はすべて金星配給の“試練の場所”でしたが、NHKでテレビ正面解説を務めた元大関の琴風曰く、「大の里はこの顔のとおりしまったでしょうね。ちょっと危ないところがありましたよ。よく引かなかったと思います。押されたけれども押し返したからね。引いてたらちょっと危なかったですね」と分析、所謂「毒饅頭」の一番はすっかり影を潜めた感じの今場所と言えそうです。
その他。今場所が大関昇進トライアルの場所だった関脇若隆景は先場所の覇者で東前頭五枚目の琴勝峰の寄り切りに屈し、5勝6敗で今場所の二桁勝利の可能性が消滅して昇進は絶望的。立ち合いで巻き替え、右差しから左上手を引く若隆景の勝ちパターンも胸を合わせた琴勝峰の圧力にあっさり後退、そのまま土俵を割って勝負あり。既に負け越しとなった琴勝峰に力無く敗れた若隆景について、八角理事長は「勢いがある時だけ勝つのでは駄目だ。ちょっと早かったということじゃないか」とコメントしたようですが、NHK中継の琴風は「どこかを痛めたとかはないのでしょうか」と、優位の展開でも何も出来なかった若隆景の土俵に、何らかの異変があったのではと推察していました。九日目の霧島戦からどこかリズムが乱れた感じの若隆景ですが、そのあたりから異変はあったのかもしれません。
これで、今場所の優勝争いは全勝の豊昇龍、星一つ後れて一敗の大の里の両横綱を、二敗で竜電との二敗同士の対戦を叩き込みで制した隆の勝と、同じく二敗同士の新小結安青錦との対戦を寄り倒しに仕留めた正代が追走する構図に変わりました。
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