小説の登場人物の横道世之介をご存知の方も多いかと思います。
作家の吉田修一さんが生み出した人物で、
2009年9月20日に最初の『横道世之介』が出版され、
2019年2月25日に続編の『続横道世之介』が、
2023年5月30日に完結編の『永遠と横道世之介』(上下2巻)が出版されています。
最初の『横道世之介』は、2013年2月23日封切りの
沖田修一さん監督、高良健吾さん主演で映画化されています。
僕は、2023年3月に『横道世之介』を、同年4月に『続横道世之介』を読みました。
完結編が出版されたのは承知していましたが、
中々図書館で借りる事が出来ませんでした。
先日、ようやく上下2巻を借りる事が出来たので、今日まで読んでいました。
主人公の横道世之介は、第1作では大学進学で上京した1987年、
第2作では20代半ばの1993年、
そして完結編では、もうすぐ39歳となる2007年9月からの1年間が舞台です。
このシリーズが異色だと思ったのは、
第1作で、世之介は電車のホームから落ちた女性を韓国人留学生と助けようとして、
亡くなってしまいます。
世之介が40歳で亡くなる事が分かっていて、話は展開していきます。
3作とも1か月を1章として、その間の様々な出来事を短文で描いています。
そして、時間を遡ったり何年か後の姿を描いています。
完結編では、例えば、世之介が生まれた時の様子など、
時間を遡る事が多かったですが、
その分最後に登場人物の15年後の姿を描いていました。
吉田修一さんの筆致は、とても優しい感じで、
人と人との様々な出会いを描いています。
思わず、ウルッとしてしまう場面もありました。
早く先を読みたいけれど、読み終わしたくないと言う感じの本でした。
宇都宮の今日の最高気温は、35.7度で猛暑日でした。
よく緑陰読書と言いますが、木の陰でも屋外では本を読みたくないです。
エアコンを点けた部屋で過ごすのには読書も良いですね。
【今日の一句】
スマホでね 浮気がバレて 大目玉
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