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2025年06月29日12:47

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カントリーロード

「カントリーロード」または「故郷へ帰りたい(Take Me Home, Country Roads)」はジョン・デンバーが1971年に発表した、言わずとしれた大ヒット曲。日本ではデンバーよりオリビア・ニュートン・ジョンのカバーの方が有名かもしれません。ただしオリビアは当初こそ素朴なカントリー系でしたが後に派手なダンス・ミュージックに転換していったため、いまとなっては曲のギター弾き語りのシンプルなイメージとちぐはぐな感じもあります。ちなみにこの曲の個人的な「正調」は、映画『キングスマン・ゴールデンサークル』でマーリン役マーク・ストロングが地雷を踏みながら歌うやつです(爆)。なので、曲を聴くとあのシーンが脳裏に蘇って吹いちゃう。不謹慎ですみません。

ところが最近、上述のようなこれまでの認識を改めさせられることがありました。所属しているアンサンブルABOが下関の「ねをはす」で8月にサマコンをやる予定なのですが、ねをはすのスタッフがみんなジブリ好きということを配慮して、「カントリーロード」もプログラム候補に挙がっていました。この曲はジブリアニメ『耳をすませば』でテーマソングとして使われていますから。ちなみにABOは男性メンバーによるコーラスが好評で、これまでも「エターナリー」や「見果てぬ夢」を歌ってアンサンブルではもらったことのないブラボーをもらったという実績があります(爆)。その3番目のドジョウか? で、楽譜を準備して練習開始という段階で、ねをはすから要望があり、アニメの中で天沢聖司がヴァイオリンを弾いてヒロインの月島雫がカントリーロードを歌うシーンを再現できないかというのです。

そのシーンというのは、聖司がバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタの冒頭をひとくさり弾いた後、雫に知っている曲だから歌えよと言って弾き始めるのがカントリーロード。聖司の伴奏で雫が歌っていると、そこへリュートやヴィオラ・ダ・ガンバやコルネットを持った爺さん仲間がやってきて、即席の合奏が始まります。みっちもアニメを劇場で観て心に残ったシーンです。これを古楽器奏者が完コピしたという映像がYouTubeにもありました。「カントリーロード・ヴァイオリンヴァージョン」として、楽譜も出ています。ABOのコンミスTさんによると、少なくともいま日本の若者にとってカントリーロードはデンバーやオリビアではなく、このヴァイオリンヴァージョンらしい。ジブリの影響恐るべし! 

そういうわけで、ABOでもカントリーロードのヴァイオリン・ヴァージョンに挑戦することになりました。拍手!といいたいところですが、ABOメンバーの中には「オレたちのカントリーロード」へのこだわりから英語の歌詞で歌うべし、とか抵抗を示すオジイもいて、歌詞問題は未決着。それと、当然ながらヴィオラ・ダ・ガンバはチェロに割り当てられています。うわあ、ヘタクソなのにそんな簡単に弾けないって。きのう初めて合わせたところ、自分で弾けるテンポでゆっくりしかやっていないため、ギターに全然付いていけませんでした(ーー;)。もはや歌うどころではありません。こりゃアプローチから考え直す必要がありそう。果たして本番までたどり着けるのか?
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