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2025年04月11日09:51

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2025年4月11日(金曜日)

『東大寺の大仏造立』

今日は祝日ではないし、大安でもありません。
曜日は金曜日です。
でもね、こんな日こそ「特別の日」にしてみませんか。
お仕事をされておられると、ご自分がとれる自由時間もあまりないかもしれません。
だから思うのです。
ご自分が思い通りに使える時間の大事なこと。
あなたに与えられた自由時間って、あなた次第でどうにでもなるはずです。

スマホを見る時間って楽しいですか? 
私は持っていないのでスマホの良さはわかりませんが、私ってね、スマホがなくても“心の喜ぶこと”をいっぱい持っています。
今日のような日は、いつもとは違う楽しみ方を探します。
あなたも色んな思いがあるかもしれませんが、10分でも15分でもいいから、ご自分の心がホッと出来る時間を作ってくださいね。

日本では現在、誰かに命令されて、自分の自由な時間や生き方まで変えられることはありませんが、聖武天皇は当時の国家予算の3倍もの費用を注ぎ込み、東大寺仏殿の建築にあたり、260万人の人を7年間も工事に関わらせています。
この人数は、当時の日本の人口の約4割にもなったと言います。
勿論、当然ながら財政は大赤字です。
税は跳ね上がり、民は苦しい生活を送りました。

農民達も無理に駆り出されたので、田畑は何年も荒れ放題になり、大仏の工事に出掛けた人々に旅費は出ず、帰宅する時の食べ物にも手を出し、多くの人が餓死をしたのです。
聖武天皇は、国が疲弊していても何度も遷都を繰り返し、政治も経済もメチャクチャでした。
聖武天皇がどのような理由で大仏造立に拘ったのかはわかりませんが、今の世を見ても、一人の人間が権力を握ると、多くの人々の人生が狂わされます。

巨大な大仏様が住まわれている東大寺は、世界最大の木造建築です。
大仏様は、752年の大仏開眼供養会から、どの様な思いでお過ごしになられているのでしょうか。
元旦と8月15日には、大仏様のお顔が外から拝観出来るそうですね。
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