栃木県では、昨日知事選がありました。
5期20年務めた現職が6選に挑みました。
対するのは共産党の推薦の候補だけでしたので、
初めから結果の見えた選挙で、41万票余りを集め、
対立候補の8万票余りに大差をつけて、6選を果たしました。
全国で最多当選になるとの事です。
投票率32.05%と過去から2番目の低さで、
3人に2人が投票に行かなかった計算になります。
昨日は宇都宮市長選もありました。
20年前、現在の知事は宇都宮市長を辞めて立候補しましたので、
それ以来同日に選挙が行われて来ました。
宇都宮市長選も現職が6選を果たしました。
宇都宮市長選は、元財務官僚でつくば市の副市長を務めた33歳の新人の他、
2人の候補が立候補しました。
ここのところ、栃木県内では、現職の市長が若手候補に敗れる選挙があったので、
あるいはと思いましたが、組織力の違いを見せた感じでした。
栃木県も宇都宮市も首長が20年も変わらなかったのですが、
それが更に続く事になります。
両者とも特に問題点がなく、安定していると言えるのかも知れませんが、
マンネリ化しているとも言えるような気がします。
変化を嫌う、住民の意識が強いのでしょうか?
昨日行われたもう1つの知事選の兵庫県知事選は、
パワハラ問題などで、県議会から不信任決議を受けて失職した候補者が、
再選されました。
元々知事になった人ですから、それなりの支持者はいたのでしょうが、
チョッと意外な当選と言う気がしています。
選挙中、ネット上で、
「前知事はパワハラをしておらず、新聞やテレビは根拠なしに報じている」や、
「対立候補が当選すると外国人の地方参政権が成立する」のような
偽情報が流されたと言われています。
こうした傾向は、前の東京都知事選でも現れていましたが、
背景には新聞などのマスメディアの影響力低下と
YouTubeなどのソーシャルメディアによる選挙情報の拡大という
世界で共通する大きな潮流があるような気がします。
元文部科学事務次官の前川喜平氏が、自身のX(旧ツイッター)を更新し、
「真実が虚偽に敗れた、誠実が不実に敗れた、寛容が傲慢に敗れた、
賢明が蒙昧に敗れた、正気が狂気に敗れた兵庫県知事選。
この深刻な民主主義の危機は、メディアと教育の責任だ。」と嘆き、
さらに、
「斉藤氏を当選させた選挙ビジネスは、民主主義を破壊する悪性ウイルスだ。
その正体を暴いて退治しなければならない。」と発信したとの事です。
これに対しえては、兵庫県民を馬鹿にしているなどの批判もあるようですが、
僕は、前川さんの意見が妥当なような気がします。
かといって、こうしたSNSの発信を規制するのもかなり難しいような気がします。
迂遠なようですが、
何が真実なのかを見極める力を国民が持つ以外ないのかも知れません。
【今日の一句】
続きます 誰も笑わぬ 親父ギャグ
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