8月7日に始まった第106回全国高校野球選手権大会は、
今日決勝が行われました。
結果はご承知のように
京都国際高校が東東京代表の関東第一を破って初優勝しました。
試合は投手戦の緊迫した展開が続き、0対0と9回で決着が付きませんでした。
タイブレークの延長戦に入り、京都国際高校が2点先行し、
その裏の関東第一の攻撃を1点で抑えて勝ちました。
関東第一も2アウト満塁まで詰め寄りましたので、
正に紙一重の好ゲームだと思いました。
京都府の代表の優勝は、1956年の当時の平安高校以来68年ぶりとの事です。
因みに、大正時代の1915年に大阪の「豊中グラウンド」で行われた第1回大会、
当時の全国中等学校野球は京都二中学、現在の鳥羽高校が
最初の初優勝を果たして以来、64校目の初優勝校となったとの事です。
今回の大会は、猛暑で出歩く機会が減った事もあり、結構観戦していました。
栃木県大会では、優勝候補と目されていた私立の強豪校が途中で敗退し、
公立の石橋高校が優勝して甲子園に出場しましたが、
甲子園でも、相次いで優勝候補の強豪校が敗退しました。
その背景にあるのが、今回から本格導入された低反発バットのような気がします。
主目的は、投手の怪我防止ですが、
これまでのホームランや長打が試合を決めていたプロ野球のような展開から、
緻密な本来の高校野球に戻ったような印象がありました。
そうした事もあるのでしょうが、公立高校の活躍が印象に残りました。
早稲田実業を破った島根県の大社高校をはじめ、
石橋高校も含め、三重県の菰野高校、静岡の掛川西高校などが
初戦を突破しています。
投手が1週間で投げられる球数が500球に制限されましたので、
やはり複数の投手がいないと勝ち上がれないようです。
中々公立高校が複数の投手を育てるのも難しいような感じがしますが。
優勝した京都国際高校は、1947年に創立した京都朝鮮中学が前身です。
野球部は京都韓国学園時代の1999年に創部し、
硬式では外国人学校として初めて日本高校野球連盟に加盟しました。
2003年に学校教育法が定める「学校」として認可され、
日本の教育課程も学ぶ私立校となりましたが、
韓国からも正式な高校として認可されているとの事で、
今回の優勝に、韓国の尹大統領が「奇跡のような快挙だ」と
祝福のメッセージを出しています。
校歌が韓国語で、甲子園で6回流れました。
韓国嫌いの人がどのように反応するか気になっていましたが、
今の所、余り嫌韓のような声は上がっていないような感じです。
今回の優勝が日韓交流の一助になれば良いですね。
【今日の一句】
香害に 田舎じゃみんな 慣れている
田舎の香水ですが。
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