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2024年08月12日09:41

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見 2024年8月12日(月曜日)

『地震』

四字熟語には心に響く言葉があります。
孟子が学業半ばで帰郷した時のことです。
孟子の母は、織りかけていた布を断ち切り、勉強を中断してしまえば何に役にもならないと、孟子に言い聞かせたといいます。
そして、四字熟語に「孟母断機(もうぼだんき)」という言葉が残されました。

たった四字の漢字の中には味わいがあり、深い意味が秘められていて、心の中にひとつくらい、大切に持ち続けて欲しくなります。
「孟母断機」はお勧めしたくなる四字熟語のひとつです。

漢字というのはとても良く出来ている気がしますが、読み方でこれは面白いと思ったのが「好い加減」です。
「好」この字を「い」と読めば、「いいかげん」と読むのでしょう。
この「好い加減」の意味は「手頃でほどよい様子」なのですが、「好い加減な人」といって、あまりいい人のイメージが私にはありませんでした。
「初々しい」は、字の通り“乙女の香り”を感じます。

あなたも漢字と戯れてみませんか、意外と楽しめますよ。
私の一番のお気に入りは「五月蠅い」です。
五月の蠅と書いて「うるさい」なんですものね。
それと、なまけ者で品行の良くない遊び好きの息子のことを「道楽息子(どらむすこ)」って書くのですってね。
でも道楽って、どこか人生楽しそうにも思います。

日本に於いて自然災害と言えば、一番に地震を挙げる人が多いとは思います。
この「地震」という言葉が、日本で文字として最初に残されたのが『日本書紀』だと言われています。
地図を変えた地震も起きてもいます。

松尾芭蕉は、「九十九島」と呼ばれた海に浮かぶ小島の景観を見て、「松島は笑うが如く象潟は恨むが如し」この記を残しました。
しかし、この象潟で大地震が起き、地面が何と2mも隆起してしまいました。
又、房総半島の南端の島だった野島と岬の間が、あっという間に隆起して、今では野島埼として繋がってしまっています。

今年は1月1日から、大きな地震でスタートしてしまいました。
今も石川県の皆様は大変な思いをされています。
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