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2024年07月16日18:58

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8050問題・・・

 8020運動と言うのがあります。
 1989年から、厚生省と日本歯科医師会が推進している
 「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
 もう35年続いている運動ですから、ご存知の方も多いかと思います。
 今年、僕は何本か歯を抜いて入歯にしましたので、
 もう20本は残っていないだろうと思いながら、歯科医に訊いたら、
 まだ22本残っているとの事でした。
 もっとも、歯が何本残っているかよりは
 80歳まで生きているかどうかの方が問題ですが。

 今日のネットのニュースを見ていたら、8050問題と言う言葉が出ていました。
 毎日新聞の記事です。
 8020運動は、言うなればまだ明るい話題ですが、8050問題は深刻な話です。
 ご存知の方も多いかも知れませんが、
 80代の親がひきこもり状態などにある50代の子を養うのが8050問題です。
 中には、9060問題に移行した末に起きた事件もあるようです。

 ここのところ、自宅で亡くなった高齢の親の遺体を放置したとして、
 同居する中高年の子が
 死体遺棄容疑で逮捕される事件が全国で相次いでいるとの事です。
 毎日新聞のデータベースでは、
 同居する高齢の親などの遺体を放置したとして死体遺棄容疑で逮捕された人は
 2023年に全国で20人以上確認され、
 ほとんどが40〜60代で無職だったとの事です。
 逮捕後の調べに「遺体をどうしたらいいか分からなかった」、
 「人と話がしたくなかった」などと話す人が後を絶たないとの事でした。
 ひきこもりで社会性がない場合、どうしたら良いか分からないのも理解できますし、
 孤立してしたら、相談する人がいないのも分かるような気がします。

 また、死亡届を出さなければ、年金が入って来ると考えるのも自然の流れです。
 国民年金だけの場合は市町村役場、
 厚生年金がある場合は年金事務所への届け出が必要ですが、
 届けない場合は年金が振り込まれます。
 生活が苦しい場合など、届けたくない気持ちも分かりますが、
 この場合は詐欺罪になります。

 内閣府が2019年に公表した「生活状況に関する調査」では、
 40〜64歳でひきこもり状態にある人は推計61万3000人でしたが、
 2023年に公表した「こども・若者の意識と生活に関する調査」では
 推計84万人だったとの事です。
 また、ひきこもり状態にある人の年代別の割合を見ると、
 19年調査が40代38%▽50代36%▽60代26%だったのに対し、
 23年調査は40代22%▽50代42%▽60代36%となっていて、
 当事者が高齢化している可能性もあるとの事です。

 この8050問題、どうしたら解決するのか分かりません。
 若い内から、ひきこもりにならぬようなアプローチが必要なのでしょうが、
 では、果たして誰がアプローチしてくれるのかと言うと、
 福祉事務所などの行政機関では限界がありそうな気がします。
 個人の生活の問題でもありますから、外部から声もかけずらいかも知れません。
 今、多くの職場などで、人手不足の声が上がっています。
 労働面でも、ひきこもりは、社会的な損失だと思います。
 どうしたら良いのでしょうね?


【今日の一句】
 だめでしょう 何度も言われた その言葉

 最近は言われていませんが・・・

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