■カド番・貴景勝が初日白星スタート!三役復帰狙う朝乃山をはたき込みで撃破【大相撲春場所】
(TBS NEWS DIG - 03月10日 18:15)
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大相撲三月場所初日、新大関の琴ノ若が熱海富士を叩き込みに退け、角番大関の貴景勝が朝乃山を叩き込みで制した一方、横綱照ノ富士が帰り小結の錦木の寄り切りに、大関霧島が阿炎の引き落としに、大関豊昇龍も宇良の肩透かしにそれぞれ屈し、初日から一横綱二大関が黒星発進と言う「波乱の場所」の様相となりました。
さて、新大関琴ノ若が西前頭二枚目の熱海富士を僅か2秒であっさりと左から叩き込みに仕留めて無難に大関初白星を挙げ、角番大関貴景勝も西前頭筆頭の朝乃山を右往なしから叩き込み、白星発進が続いた後で、豊昇龍が宇良に僅か3秒1の肩透かしに、霧島も阿炎に何もできずに1秒3で引き落としにあっさり屈する一番を見せられた後、結びの一番の横綱照ノ富士が小結錦木と対戦。横綱が右四つがっぷりに組み止めるも、錦木に左を巻き替えられて両差しを許し上手を切られて上体が起き、赤房下で土俵を割って勝負あり。日刊スポーツに連載を持つ花田虎上(第66代横綱(三代)若乃花)に「工夫して、どう防げば同じ過ちを繰り返さないかを考えた相撲は、力士のお手本です。これが出来る人は少ない。プロでも学ぶべき相撲です。」と言わしめた見事な一番となりました。曰く、最近の錦木の相撲は「同じ攻められ方、負け方をしなくなった」のが良くなったとのことで、瞬時の巻き替えで横綱を封じたのが勝因となりました。
それにしても、新大関琴ノ若や十両一場所での新入幕となった東前頭十七枚目尊富士(初日は大奄美を送り出しで白星)、怪我からの復帰での帰り十両の若隆景(欧勝海を押し出しで白星)や伯桜鵬(北播磨を上手投げで白星)の土俵と言った注目ポイントの存在が霞むように感じられたのが、後輩力士への日常的な暴力行為が判明し、引退した北青鵬(一月場所の番付は東前頭八枚目で2勝4敗9休)の一件で、監督責任を問うとして師匠の宮城野親方(第69代横綱白鵬)が「委員」から「年寄」への2階級の降格と報酬減額の処分を受け、「併せて、宮城野については、師匠としての素養、自覚が大きく欠如していることが理事会で確認されたため、その対処として、三月場所は、所属する伊勢ケ濱一門で宮城野部屋の師匠代行を任命し、師匠代行が宮城野部屋の監督を行うこと、4月以降は、伊勢ケ濱一門が宮城野部屋を預かり、師匠・親方としての指導・教育を行う(期間は未定)ことを、伊勢ケ濱一門と協会執行部とで検討、三月場所後の理事会で報告することを決定し、その旨、宮城野に通知した」となったことで、一門から三月場所の宮城野部屋の師匠代行に任命された玉垣親方(元小結智乃花)が一躍“時の人”となったほどでした。
私は、第一印象として、正直、「ここまでやるか」と感じていましたが、「師匠としての素養、自覚が大きく欠如していること」について、協会は理事会の発表資料として、「宮城野は、令和4年七月場所中、北青鵬のBに対する暴行を把握しながら、当事者であるBと北青鵬に事情を直接確認もせず、Bの被害写真の確認すらしなかった。また、北青鵬に注意もしておらず、先代親方(元前頭十三枚目竹葉山)にさえ直接報告をしなかった。この機に、宮城野が、Bと北青鵬に事情を直接確認し、北青鵬に注意をしていれば、BのみならずAに対する暴行もより早期に把握することができ、北青鵬の暴行が常態化することも阻止できた可能性がある。北青鵬に対する監督と協会への報告を怠った結果、被害者2名に対する一年を超える常態化した暴力被害を生じさせたもので宮城野の責任は重大である」とし、結果、「三月場所は、所属する伊勢ケ濱一門で宮城野部屋の師匠代行を任命し、師匠代行が宮城野部屋の監督を行うこと、4月以降は、伊勢ケ濱一門が宮城野部屋を預かり、師匠・親方としての指導・教育を行う(期間は未定)ことを、伊勢ケ濱一門と協会執行部とで検討、三月場所後の理事会で報告することを決定し、その旨、宮城野に通知した」となった次第。部屋(現体制)として初の事態で、大横綱であり、人脈やネットワークのある宮城野親方の存在あっての角界入りと言う弟子もいて、その薫陶も注目されていた存在なので、宮城野部屋を解体同然にまでするのは“行き過ぎ”に感じますが、場所後の動向にまずは注目でしょうね。
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