先日、会社をサボって浜松まで出かけてきました。お目当てのひとつが「浜松市楽器博物館」。
浜松といえば、浜松ホトニクス、日本楽器製造、河合楽器、本田技研、スズキ自動車・・・と個性的ですばらしい企業もたくさんある土地柄。
浜松駅からあるいて10分ぐらいの場所にある楽器博物館、以前から訪れてみたいと思っていたんですが、ふんぎりがつかず・・・他の用事もあってよし、行け!となりました。
入ってすぐ、きらびやかなインド風?の楽器・・・というより楽団から演奏者を引いただけのようなとんでもないものが!聞いてみたらインドではなく、ミャンマーの楽器だそうで・・・名前は失念しました。
左をみるとずらっと並んでいたのがインドのガムラン(でかい)。右は日本の楽器の特別展が。雅楽器から江戸時代の楽器まで・・・
地階には洋楽器をメイン???に大量の楽器が・・・鍵盤楽器(チェンバロ・ピアノ)は別室にずらっと。
中にはピアノ二重奏用の2台つながったピアノとか、鍵盤が2段になったピアノといった珍品もある中、英国で家庭用に流行したという「スクエアピアノ」(後のアップライトピアノの原型?)の演奏が行われました。ちょっとハープシコードっぽい音。
別の展示室では日本で作られた古いオルガン、ピアノも。明治時代の日本楽器製とか、とても貴重なコレクションもありました。・・・中あけてみたかった・・・
結局、閉館まぎわまでいました。触ることができなくても、音がきけなくても、見ているだけで時間が足りない〜。
帰り際、ミュージアムショップでCDを4枚。
そのうち1枚が「スクエアピアノとイギリス家庭音楽の楽しみ」浜松市楽器博物館コレクション52。スクエアピアノ(小倉喜久子)、ヴァイオリン(桐山建志)、ソプラノ(野々下由香里)をホールで収録。
これがかなりすごい。
現代の「押しつぶされた」「海苔」とはまるで違う。素直に録音し、すなおにCDにした、という印象。え?これが1800年代初期のスクエアピアノ?
現代のコンサート用ピアノには敵わなくても「音楽を奏でる」ことについては十分。ヴァイオリンもソプラノも私が好きなタイプ。
音楽媒体としてのCD(コンパクトディスク)、ここまで高い能力があったことを再認識させてくれました。
不要な残響をつけ足したり、マキシマイザで押しつぶしたりした「もの」をハイレゾリューションです、と売られても買う気にならない。
素直に音楽を収録したCDのほうがはるかに好ましい。
ものすごい超絶技巧を繰り出すよりも、1音1音を大切に演奏し、歌った曲のほうが聞いていて心地いい。
「すげえぇぇ!」と「良いなァ」は別のもの。
年を取ると、そういうものに気づける。
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