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2023年07月31日23:11

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響ホール開館30周年記念 ガラ・コンサート

・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
・モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調 K.136
・ドヴォルジャーク:弦楽セレナーデホ長調 作品22
・シューベルト:八重奏曲ヘ長調 作品166, D803
・チャイコフスキー:弦楽セレナーデハ長調 作品48

(Vn) 篠崎史紀、双紙正哉、青木尚佳、岩倉万希子、大江馨、倉冨亮太、後藤康、小林壱成、南紫音、矢部咲紀子
(Va) 佐々木亮、三国レイチェル由衣、湯浅江美子、和田志織
(Vc) 北口大輔、伊藤裕、小畠幸法、(Cb) 大槻健
(Cl) 田中香織、(Fg) 長哲也、(Hr) 日�盥�

2023年7月30日(日)、北九州市立響ホール

盛りだくさんで、ひと目3時間はかかりそうなプログラム。シューベルトのオクテットを中央、その前後に弦楽合奏という構成で、休憩が2回入りました。全席指定で、予約したのは、2階のサイド一列になっているA席でした。ちょうど客席1階の最前列あたりの上から見下ろすような角度。ステージに近いし、残響が長いホールなのでバランス的な不満もなく、音楽を堪能できました。ステージの合間はマロが仕切り、出演者にムチャ振りして笑わせてくれました。

アヴェ・ヴェルム・コルプスはプログラムには予定されていなかった曲で、おそらくは出演メンバーとして発表されながら4月に亡くなったチェロの桑田歩さんに対する追悼の意味があったのではないかと推察します。マロのリードの下、静寂と集中度の高さを感じさせる見事なアンサンブルでした。ディヴェルティメントからドヴォルジャークの弦楽セレナーデも同様で、もうこれで演奏会終わってもいいくらいの充実感でしたが、ここからが本番ですかねf^^;。

シューベルトの八重奏曲は、いちばん楽しみにしていました。個人的には、シューベルトの作品としては弦楽五重奏曲と双璧だと思っています。こちらの方が明るくてまだ気楽に楽しめる点で最高かもしれない。でも長いし、編成をそろえるのが大変なのもあって、演奏会で聴ける機会はとても珍しい。今回は、出演者全員が参加するということで、楽章ごとにチェロ以上のパートの入れ替えがある珍しい趣向となりました。とくにヴァイオリン・トップの交替は演奏上の影響があったと思います。ミュンヘン・フィルのコンマスを務める青木尚佳がトップの第1楽章、マロがトップの第5楽章、南紫音がトップの終曲はとりわけ印象的でした。両端楽章は音楽がとくにいいということもあるけど、メヌエットで聴かせるマロはさすがの貫禄です。

最後はど派手なチャイコでした。ドヴォルジャークやシューベルトと並べるとダイナミックだし、表出力がもうグイグイきます。アンコールはさすがにもうないだろうと思っていたら、あった。ドヴォルジャークの「2つのワルツ」という小曲でした。マロが「拍手がないと寂しいなー」とか催促するので、したし(爆)。14時に始まって、終わったのが17時半でした。どれも素晴らしかったです。みなさん、たいへんお疲れ様ー。
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