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2023年03月16日09:29

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ごくまれに、テレビドラマの話を。『相棒』シナリオライターの奮起を望む。

『相棒』最終回でまさかの“美和子スペシャル”再登場 トレンド入りの反響「さらに青い…」「パワーアップバージョン(笑)」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7338173

(ネタばれあり。もっとも、この記事に結構書いてありますが。また、中学一年生というのは、放映が春休みころだということと、13歳という設定から類推したものです)

1 さしたる目的もなく、ヘリコプターで空を飛ぶか。

2 友人の鉄道マニアの「一筆書き」に、中学一年生が付き合うか。

3 大人でも嫌になる高額な交通費(たとえば、飯能から東京の片道、東京高崎間の往復の運賃、飯能に帰る運賃。全て各停でも合計で五千円以上)をよく中学生が出せたな。出したのは、鉄道マニア君か、親を告発した彼か、どっちだろう。

4 脅迫状の投函場所が、一筆書きになるからと言って、どうして「犯人は中学生。中に、鉄道マニアがいる」という結論に短絡するのか。

5 1トンもある墓石を中学生五人で動かせるか。

6 骨壺を盗まれた人は、本州の広い範囲に散らばっていたはず。彼らは何回も泊まり込みの旅行をしたのか。

7 親の殺人を中学一年生が告発するか。

8 4をしたととしても、遺骨を盗んで脅迫状を親に出すか。

9 塾の先生の「団塊の世代」論が、まったくもって意味不明。今の日本が悪くなっている責任は、「団塊の世代」で自民党を支持し、少子高齢化や年金の破綻などに無関心だった人にこそある。自分がバブルを謳歌しようが、そんなことはどうでもいい。たとえていえば、自分が過去に暴力を振るったからといって、「どっちもどっち」という理屈で強盗団のルフィが無罪になるわけはない。

…いやはや。惨憺たるありさまです。
ここまでシナリオがひどいとは。

どうも、『ちむどんどん』といい何といい、最近はシナリオの質が衰弱しています。
その原因は、視聴者が批判しないからです。
NHKの連ドラは、一期限りですが、「相棒」ともなると二十年来のコアなファンがいます。そういう人たちが批判を控えているからでしょう。

あるいは、視聴者の質の根本的な低下もあるかもしれません。

ルフィ強盗団が話題になったときに、「刑事ドラマをみたら、実名でレンタカーを借りたり、防犯カメラに写ったりするとヤバいとわかるはずなのに…」という意見がありました。

もっともなことです。
その真相は、おそらく、ドラマを見ても表面しかみていないから…でしょう。彼らが知能が低いからかもしれませんが、知能は普通でもモノの見方や捉え方が「浅い」からかもしれません。後者の方が恐ろしいことです。そして、そうした傾向は、世間一般に広がっていると思います。だから、シナリオを採用する側も、「マッ、これでも誤魔化せるか!」と。
この『相棒』最終回でいうと、きらびやかなオールスターキャストに目を奪われて、シナリオの破綻に全く気が付かない人が多いから、それでも通ってしまうということでしょう。こんなことが進むと、セクシーシーンとアクションだけでドラマができてしまいます。

『相棒』の22は、
退職したはずの亀山を相棒にするという離れ業を達成しました。
力がある人もいるはず。奮起を望みます。
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