十市皇女(といちのひめみこ)伝説が有る千葉県夷隅郡大多喜町の筒森神社、そして皇女が身罷ったとされる限山(かぎりやま)…
3年前の5月、筒森神社や限山を歩いてきた事が有りました。
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十市皇女とは、古代日本最大の内乱と呼ばれる壬申の乱にて、勝者天武天皇(大海人皇子)の娘であり、敗者となった孔文天皇(大友皇子)の妃です。
皇女は乱後に父天武天皇の元に戻ったとされているようですが、千葉県には孔文天皇と共に上総へ逃れたものの、追討軍に敗れて孔文天皇は自決、皇女は限山にて死産の上亡くなられた…そういう伝説が有るのです。
それが史実であるかはさておき、長い間、そのように語られてきたのは事実であり、その元となった何かしらの事件は有ったのかもしれません。
前述の筒森神社には十市皇女が祀られ、そして安産祈願の御利益が有るのだそう。
この筒森神社にいた時に短いながらも大きな地震が有り、後で見たら、正にその辺りがちょうど震源で驚いたものでした。
さてその筒森、今ではR465が集落下の新筒森トンネルを潜っていますが、以前の国道は切通を抜け、坂を登って筒森集落の中を通っていました。
私がここに行ったのもそれ以来かもしれませんが、意外なところから筒森の名前を耳にしました。
先日の日記「夏見台のホタル」に書いた、船橋市が誇る森沢明夫氏作「夏美のホタル」。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982595041&owner_id=206350
比較的近年の作品ですから、ここではストーリーについてあまり触れませんが、主な舞台は千葉県の山中に有る「たけ屋」という小さな商店です。
場所は県南部の房総丘陵であるのは確かでしょう。
そのたけ屋周辺には、テンカラ釣りや川遊びが出来る清流が有ったり、ホタルも見る事が出来るよう。
後書きにて、作者の森沢氏が学生の頃から実際訪れた商店がモデルになった事が書いて有りますし、その周辺の道などもほぼ実在すると考えて良いでしょう。
すると、たけ屋のモデルとなった場所、そしてこの作品の舞台としてイメージされているのは何処だろう?
そんな事を考えながら読んでおりました。
急カーブが連続する坂が有ったり、海辺の病院が有ったり…
急カーブの坂は清澄養老ライン、海辺の病院はおそらく鴨川の亀田総合?
ならば清澄の何処か、例えば四方木をイメージしながら読み終えました。
そう思いつつも、ふと「夏美のホタルたけ屋モデル」で検索してみると、出てきたのは筒森に有る角屋!
今ではもうお店を畳まれているそうですが、そう言えばこの建物見た事有る!
何しろ、限山へ行く道はここのすぐ1本手前なのです。
いや、まさか筒森だとは…
清澄の周辺という意味では予想とおりでもありましたが…
ただ、あくまでここはロケ地であり、森沢氏がかつて訪れ、たけ屋のイメージとなったのがここかは不明です。
原作「夏美のホタル」の描写では、もっと山の中なのをイメージしておりました。
何しろ、筒森の角屋には隣家やそのまた隣家が有るくらい、けっこう家々が並んでいるのです。
しかもこの辺りに限れば、それほど山中という印象でもありません。
そう思うと、筒森はモデルではなく単なるロケ地だった可能性は有るかもしれません。
近いうちに、また行ってみよう!
さて
前述のように、この作品の中では集落近くを流れる川で遊んだり釣りをしたりのシーンが有ります。
この辺りにも川は有りますが、おそらく夏場の川近くはヒルの宝庫と化していそう…
川遊びをするには、今ではちょっと勇気が必要です。
夏の房総で川遊びというのも今は昔か(∋_∈)
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