この話、2013年9月20日の日記に書きましたので、
その頃からお付き合い下さっている方は、あるいはご記憶かも知れません。
2007年11月7日には、別の所にも掲載しました。
このような法律案があれば、絶対に戦争は起こらないと受け合える法案です。
戦争絶滅受合法案
戦争行為の開始後又は宣戦布告の効力の生じたる後、
十時間以内に次の処置をとるべきこと。
即ち左の各項に該当する者を最下級の兵卒として召集し、
できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わしむべし。
1 国家の元首。但し君主たると大統領たるとを問わず。尤も男子たること。
2 国家の元首の男性の親族にして16歳に達せる者。
3 総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4 国民によって選出されたる立法部の男性の代議士。
但し戦争に反対の投票をなしたる者は之を除く。
5 キリスト教又は他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして
公然戦争に反対せざりし者。
上記の有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集さるべきものにして、
本人の年齢、健康状態を斟酌すべからず。
但し健康状態に就いては召集後軍医官の検査を受けしむべし。
上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は使役婦として召集し、
最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし。
僕が、この存在を知ったのは、
英文学者の中野好夫が、淮陰生のペンネームで、
岩波書店の広報雑誌「図書」に掲載していたコラムの「一月一話」でした。
そのコラムでは、デンマークの陸軍大将フリッツ・ホルムの案を、
長谷川如是閑が紹介したと書かれていて、
淮陰生は、そのような軍人が見当たらないので、
長谷川の創作だろうと書いていました。
この稿を書くに当たって調べてみたら、ウィキペディアにも載っていました。
これによると、長谷川が紹介したのは、
1929年(昭和4年)の雑誌「我等」1月号だったとの事です。
そして、フリッツ・ホルムと言うデンマーク人将校がいたとの事でした。
この人物、若干いかがわしい感じに書かれていましたが、その真実は分かりません。
しかし、この法案そのものは素晴らしいものだと思っています。
戦争はすべて政府の政策決定によって起こるものですが、
戦争によって多大の負担を強いられ、時には犠牲になるのは国民です。
国家元首をはじめとする権力者たちや支配者たちは戦場に行かず、
安全なところにいて、命令を出すだけです。
この法案は、そうした構造を明らかにしています。
ロシアのウクライナに対する攻撃は、激しさを増しているようです。
今以って、何故、ウクライナに侵攻するのかも分かりません。
ウクライナ国民やロシア国民の生活を考えているのかとの思いになりますが、
プーチン大統領には、そんな事は頭の片隅にもないのかも知れません。
【今日の一句】
去りし妻 後ろの髪は 刈り上げに
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