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2021年02月27日18:20

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キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)

 イギリスを代表する名優マイケル・ケインが主演を務め、2015年に実際に起こり、英国史上最高齢かつ最高額の金庫破り集団として世界を驚かせた窃盗事件を映画化。かつて「泥棒の王(キング・オブ・シーブズ)」と呼ばれたブライアンは、いまは裏社会から身を引き、妻と平穏な日々送っていた。しかし、妻が亡くなり、知人のバジルからロンドン随一の宝飾店街「ハットンガーデン」での大掛かりな窃盗計画を持ち掛けられたことをきっかけに、再び犯罪稼業に舞い戻ることになる。ブライアンはかつての悪友であるテリー、ダニー、カールらを集め、平均年齢60歳オーバーの窃盗団を結成。一同は綿密に計画を練り、いざ実行の日を迎えるが、なぜかブライアン自身が突然計画から抜け出すと言い出し……。「博士と彼女のセオリー」のジェームズ・マーシュがメガホンをとり、ジム・ブロードベント、トム・コートネイ、レイ・ウィンストンらイギリスのベテラン俳優が豪華共演。(映画comより)







<2021年2月23日鑑賞>

 ものすごい面々。往年のイギリス映画ファンなら垂涎の布陣。強盗集団ではないけれど、すっとぼけた役でマイケル・ガンボンまで!元々犯罪仲間な彼ら。じゃ、なんで捕まらずに自由に生きているのか。マイケル・ケインに至っては、かなり裕福に見えます。逃げおおせているだけなのか、刑期を務め上げて自由になっているのか、ケインが裕福なのは奥様の財産なのか、その辺は全然説明がないのですが、ともかく今は自由に暮らしている彼らは、ちょっとしたキッカケで再び犯罪に首を突っ込むことになります。一人だけ若い電気技師が加わるんだけれど、これがチャーリー・コックス。「博士と彼女のセオリー」で、彼らの世話をしていたボランティア精神あふるる青年役だった人。明らかに奥様と想いあっていたとは思いますけどね。彼がマイケル・ケインによくかわいがられて、いつも「son」と呼ばれていました。

 しかし、これだけの強面を揃えながら、犯罪自体がゆるい。映画もゆるゆる。皆が休むイースターの間に金庫強盗に入るんだけれど、途中で器具が壊れると「じゃぁ明日また出直そう」とか言って、全部放置したまま、本当に次の日に出直したりするんです。えぇっ!こんなことができるのなら、今までもっと素早い奴らが成功したんじゃないだろうか。途中で仲間割れはするし、結局お互いを信用してるんだか信用してないんだかわからん展開になるし、本当に英国史上最高額の金庫破り??爺さんだから(いい意味で言ってます)大目に見られたんじゃなくて?

 もちろん、彼らは簡単に見破られて捕まるのですが、捕まった後も老人特有のゆるさで「で、年金どうする?」とか、お互いに笑ってたりして、な〜んかコメディみたいだった。まぁ、相手があんまり老人だと、こちらの警戒心が緩むっていうのはわかりますけどね。それにしてもゆるい映画だった。ええんかな〜って感じです。


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