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2020年12月19日23:46

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阪神・淡路大震災25年特別合同演奏会(前編)

2020年12月19日 14:00開演
会場:神戸文化ホール大ホール
出演者(敬称略)
指揮:佐渡 裕
フォト
佐渡さんは兵庫芸術文化センター管弦楽団の芸術監督である為、時々聴く機会が回って
くる。前回は、まさに兵庫芸術文化センター管弦楽団の2月の特別演奏会で
新型コロナウイルスの感染は徐々に拡大していたものの演奏会自体は出来た時期。
兵庫芸術文化センター管弦楽団は2020〜21年の定期演奏会を全公演中止した。

管弦楽:神戸市室内管弦楽団
客演コンサートマスター:高木 和弘
合唱:神戸市混声合唱団
Sop:端山 梨奈
バス:福嶋 勲

ガブリエル・フォーレ(1845〜1924)作曲
レクイエムOp.48

前半は三大レクイエムの1曲であるフォーレ。神戸文化ホールでは毎年1月17日に
レクイエムを演奏するのが慣例。一時期、フォーレのレクイエムは毎年演奏されていた。
その流れは途絶えたが佐渡さんが2020年は1月17日に兵庫芸術文化センター管弦楽団
定期演奏会で本曲を演奏した。これは阪神・淡路大震災が関係する。6,434名が
亡くなった。
楽器編成が面白い。Vnが6本、Vaが5本。7楽章から成る。
入祭唱はニ短調で定番ながら厳粛。途切れずにキリエ(憐れみの賛歌)へ。
第2楽章 奉納唱にバリトン・ソロがある。
第3楽章サンクトゥス(聖なるかな)からヴァイオリンが加わる。
第4楽章Pie Jesuは有名な楽章。端山さんの美しいソプラノ・ソロ。「慈悲深きイエス」
と云う意味であり心打たれる祈り。作曲の師であったサン・サーンスは本楽章を激賞
したそうである。
第5楽章アニュス・デイ、ヴィオラが厚いが、ここの冒頭、活躍する。
第6楽章Libera me、再びバリトン・ソロ。本曲レクイエムでありながらディエスイレ
がない。本楽章中で怒りの日が来る事を恐れる事が語られ実際トロンボーンが登場する。
教会音楽では定番の楽器で怒りの日を連想させるが。Liberaとは自由、つまり束縛
からの解放。つまり、ここでは怒りの日の恐怖から私を解放して下さい、と歌われる。
怒りの日、人は裁かれる。それは死んだ時。抑々レクイエムとは死者のためのミサ曲。
ディエスイレが回避され終楽章 楽園へ。人は死んでも天使が天国で迎えてくれる。
そういう確信がフォーレに書かせた。フランス共和国の名曲である。
ありきたりな所感であるがTVでは聴いた事もあったが生演奏は迫力が違う。
前半が終わって15分休憩。(つづく)
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