まず前提条件として記事にも記載されているような環境
「バブル期の世代や団塊ジュニアの世代はボリュームが
比較的大きく、昇進ポストが少なかったので昇進できな
いという状況」を前提(仮定)として考える。まず、い
まの時代と違いそこそこの規模の会社は新入社員を50名
とか採用していた時代がバブル期である。そうなると自
然と昇進ポストが人数に対して少なくなる。毎年50名規
模で採用していたら当たり前だ。仮に3年間そういう状
況が続いていたらその世代は150名の社員構成になる。
その世代がそこそこの年代(40代?)になったとき全員
が管理職になれるかだがほぼ100%無理だ。良くて1割
である。つまり15名だ。残りの135名は管理職にはなら
ないままとなる。気がつくと後輩の世代が昇格世代にな
っていてやはりポストはない。緩い世代と言われそうだ
が彼らも若いときは記事にも書いてあるとおり「年功制
で「若いころに一生懸命働けば、将来は高い賃金をもら
える」という環境」だったのがいつの間にか年功序列は
なくなり、さらに終身雇用制度も崩壊した。いまでこそ
職場のパワハラや残業代の未払いは社会問題になってい
るがこの世代が若いときはそんなのはもはや、常識レベ
ルだった(らしい)。残業100時間でも会社の業績が悪
ければ残業代がゼロなんて当たり前。部長とかに1時間
罵倒されるのも日常の光景(場合によって暴行も?)。
そんな若いころにじっと堪えてやってきて、それなりの
年齢になれば安定した生活がとか思っていたのが急に年
功序列も終身雇用制度もなくなりましたではさすがに酷
だろう。そんな過去があって一括りに「働かないおじさ
ん」で片づけるのもどうかとは思う。さらに言うと「働
かないおじさん」には二種類いる。まずひとつはそれこ
そ若いときは馬車馬のように働き、毎日が深夜残業、土
日の休日出社は当たり前、上司の無茶な要求にも応える
など激務をこなしてきた人もいるはずだ。しかし、そん
な働き方がいつまでも続けれられる訳がない。大概は体
を壊す(特にメンタル系)。そして、一旦体を壊してし
まうと会社はその社員は”失格”という判断をして査定を
悪くしていた。そんな扱いを受けた社員がまともに働く
わけがない。ならば転職すれば良いと思われる方もいる
がなんかそれも納得できないだろう。体壊させられて「
はい、さよなら」ってゴミを捨てるように言われて本人
は納得できるかだ。それこそ定年まで雇ってくれないと
割りが合わないと考えても私は本人を責める気にはなら
ない。そうしていつのまにか会社にとってはお荷物扱い
の「働かないおじさん」になってしまった方もいるだろ
う。逆に本当に「働かないおじさん」もいるのも事実。
この手のタイプは前述の方とは真逆だ。本当に働かない
のである。若い時から本当に働かない。むしろ、仕事よ
り上司の機嫌取りに注力する。自分に仕事の能力がない
と自覚しているのだろうか接待とか機嫌取りには長けて
いる。ある程度、まだ年功序列が残っていたとき係長ク
ラスになった場合、もうそこからパワハラしてでも部下
を酷使して成果を出させるように仕向ける。そして出来
た成果をいつも機嫌取りしてきた上司に「自分の成果」
として報告するのだ。そんな馬鹿なと思われるかもしれ
ないがそんなことを見破れない上司もいたのでそんなこ
とがまかり通った(むしろそういう上司と見破ってやっ
ているのだ)。そういうのを繰り返した結果、仕事はで
きないのに昇格していき「働かないおじさん」が出来上
がる。しかも変に役職付だから厄介。予算額だけは決め
て後は部下に丸投げとか平気でする。なぜなら自分は仕
事をしたことがないので方針や施策どころかアドバイス
さえもできない。それこそ予算必達としか言わないで、
できない奴はクビだとパワハラまがいなことをする。本
当に迷惑な「働かないおじさん」である。もし、あなた
の会社で「働かないおじさん」がいると感じたら前者の
「使い潰された」働かないおじさんか、「使い潰してき
た」働かないおじさんかのどちらなのかと考えてみると
そのおじさんたちへの見方が変わるかもしれない。
■職場の「働かないおじさん」が再生するための方法 青山学院大・山本寛教授に聞く
(弁護士ドットコム - 10月03日 08:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=6254400
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