昨日の朝、歯を磨いていた時の事です。
急に咳が出ました。
と同時に、腹筋に激痛が走りました。
そのまま歯を磨き続ける訳にもいかず、
急いで口を漱いで、慌てて畳のある部屋に行って寝ころびました。
このような症状は、以前にも何度か経験した事があります。
何かの拍子に腹筋に力が入ってしまい、突然の激痛に見舞われるようです。
多分、軽い肉離れのようなものなのでしょう。
大体、寝転んで伸びをしていると激痛は治まります。
それで今回も仰向けに寝て、身体を平らにして伸びをしました。
それを繰り返す内に、次第に痛みも治まってきたので、
再び洗面所に行って顔を洗いました。
何度か経験があると書きましたが、独居生活になってからは初めてのような気がします。
これまでは、痛がっていると大丈夫かと同居人が心配してくれましたが、
今は誰もいません。
思わず、「咳をしても一人」の尾崎放哉の句を思い出しました。
尾崎放哉は、ご存知の方も多いと思いますが、
明治時代から大正時代にかけての俳人です。
季語も五七五にも拘らない自由律の俳句を詠んだ人で、
種田山頭火と並んで、この自由律の俳句では有名な俳人です。
東京帝国大学を卒業して生命保険会社に勤めエリートコースを歩みますが、
突然退社して、俳句三昧の生活を送って、
小豆島の寺で極貧の中に生涯を閉じた人です。
この句は、放哉の晩年、小さな庵の中で、咳をしても、その音が響くだけで、
咳き込む放哉に声を掛けてくれる人が誰もいない状況を詠んだ句です。
放哉は、金の無心はする、酒癖は悪いなど、とても評判の悪い人でした。
僕などとは比べものにならない位の孤独だったのかも知れません。
腹筋の方は、まだ多少違和感はありますが特に痛みはありません。
腹筋を鍛えないといけないのかなぁと思いますが、
キチンと違和感が取れてからでしょうかね。
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