念のため断っておくが、私は納得して受信料を支払っているし、できれば多くの人に受信料を支払っていただきたいと考えてもいる。NHKの回し者ではないが、ね。
NHKは「番組を作って放送している」だけの機関ではない。
・放送技術と放送規格の開発を行い、日本国民に提供している。
・博物館顔負けのレベルで技術遺産を保存(一部公開)している。
・映像・音声資料も大量に維持・保管している。
・教育機関としても活動している。
・BBCなど他国の放送機関とも連携している。
さて、ハイビジョンというテレビジョン放送技術・方式を世界に先駆けて実験・研究・開発したのはNHKである。もちろん、そのまま国際規格になることはなかったが、ハイビジョン放送は多くの国で行われている。
衛星放送も、4K・8K放送もNHKの技術がかなり使われている。
(4K・8K以上の放送については私はある意味懐疑的ではあるが、映像・音声の資料を未来へ残す手段として、重要な役割を持っているとは思っている)
さて、家庭にあるテレビジョン受信設備だが、もともと「家庭用テレビ」は各メーカーが勝手に設計しただけのものではない。昔はNHKが標準的な回路を設計し、公開していたものを各メーカーが製造するところからはじまっている。もちろん、メーカーは独自の性能・機能向上に努力してきた。
家庭用テレビで、放送(NHKに限らない)を受信する、ということはNHKが提供している「技術を使用する」ということだ。
直接目に触れないものであっても、技術や規格を開発したものが、技術を使用するものからいろいろな方法で対価を得ることは当然だと私は考えている。
つまり、私は技術料として、NHKが行っている各種の事業への対価として、受信料を支払っている。
私は技術屋なので「技術に対する対価を払わなくていい」などというご意見にはまったく賛同しない。ましてや国会議員(政党)がそれでは大変困る。
だからこそ、NHKは「法律ですから受信料払ってください」ではダメだ。
NHKが行っている事業内容をきちんと説明し、受信設備を所持しているならば、どこの放送局をみていても、NHKの技術が使われているんだということを国民に納得させた上で、お支払いいただきたい、と言うべきだ。
その上で、高いか安いかはそれぞれが判断すればいい(私もそれほど安くないとは思っている)。多くの人が理解した上で払ってくれれば、受信料は安くなるはず・・だ。
NHKにしか作れない番組も少なくない。
科学番組なら、中途半端な説明ではなく、確実にわかっていることをきちんと説明してほしい。
韓国ドラマをNHKで見たいとは思わない(韓国に限らないが、なにかというと言い合いをしているようなドラマを見るのは私にとっては苦痛だ)。
報道・解説の「明らかな偏向」はやめてほしい。
これまでも何度か書いてきた。
NHKは自分たちの事業内容を国民に説明し、理解させる努力をするべきだ。
払ってください、はそのあと。
技術開発もしていないくせに金だけはとるB-CASカードはぶっ潰してもいいぞ(極論)。
■NHKが異例の放送 番組で「受信料お支払いいただく」
(朝日新聞デジタル - 08月09日 22:17)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5743019
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