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2019年04月14日06:28

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「異郷に花開く」NO.15

レストラン「ミンスクの台所」マネージャーを務める〜
純情可憐なビクトリア・ボリシュックさん>


モスクワから西数百キロのところにロシア、ウクライナ、ポーランド、リトアニア、ラトビアと国境を接した、森と湖のベラルーシ共和国(人口約1000万人)の首都ミンスク出身のビクトリア・ボリシュックさんという可憐な女性がマネージャーを勤める、お洒落なベラルーシ料理専門店「ミンスクの台所」がある。
彼女の両親はウクライナ人であったがソ連軍砲兵大佐の父親が任地を転々とし、彼女は父の勤務地ミンスクで誕生し、父親とともにサハリン、ウクライナ、ソマリアなどにも滞在し、大学で経済学を学んでミンスクでスーパーマーケットの支配人を勤めていた。
そして、ペレストロイカの最中の2001年混乱していた祖国を出て、新たな人生への挑戦を決意し、友人の勧めで来日し、日本語学校に通い始めた。その後、備屋珈琲店5カ所や観光地で土産物店などを経営する日本人ビジネスマンと意気投合し、東京にはまだないベラルーシ料理店経営を勧められた。
そして、2002年10月「ミンスクの台所」を開店し、運営をすべて任せられることとなり、初めてレストラン経営に乗り出した。
開店当初はメニューに苦労し、「オリジナルなベラルーシー風にした方が良い」のか、「日本人好みの味が良いのか」など試行錯誤の毎日であった。
しかし、持ち前の冒険家精神を発揮して、母のレシピを思い出しながらベラルーシの本場料理を目指して奮闘し、顧客の好みや傾向が次第に判りだし、とりわけドゥラニキ(パンケーキ)、パプリカ(ピーマンの肉詰め)、焼きピロシキ、ガルショック(つぼ焼きキノコ)などのベラルーシオリジナル料理が好評を博している。
そして、各地を旅行し、益々日本の魅力の虜となり、富士山頂上で祖国ベラルーシの国旗を大きく掲げた感動は決して忘れられないとのことである。
現在、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、キルギス、カザフなどのスタッフがサポートしてくれており、水、木、金曜日にはバラライカ演奏で盛り上がり、来店者の85%が日本人客で、旧ソ連諸国や外国人客も多く、把瑠都関も来店し大満足されたそうである。今後更に店を繁盛させて、日本とベラルーシの友好交流に益々力を尽くしたいとにっこり笑顔を見せた。
(「ミンスクの台所」 東京都港区麻布台1—9—14 電話 03-3586-6600)
記事・写真 岩佐毅(関西日露交流史研究センター代表)

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