オウムは、極めて日本的な事件です。
おもしろがって、執行した人の顔にシールを張るのは、これが、極めて日本的なものだという親近感があるのでしょう。
まるで忘年会のビンゴで罰ゲームが当たった人をはやし立てるように。
1 不毛な学歴主義。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1967336706&owner_id=12410478
という日記を書きましたが、これは、学歴主義批判です。そうした意味では、半分冗談ですが、半分は本当です。
私の経験では、学歴にこだわる人(たとえば同級生で母校を名門だと思う人)は、ギリギリで入った人か、入ってから鳴かず飛ばずの人。あるいは、全く学歴がない人です。
「近代医学の限界を感じた」などという無期懲役の林郁夫など、入信の動機としてきれいごとをいう人が多いです。私の想像ですが、キャリア上の行き詰まりが原因だと思います。すなわち、聖者になることこそ、東大などははだしで逃げ出す最高のキャリアアップだと。(中川智正と土谷正美は例外です)
私は中國隠避思想に縁があり、いや縁があるどころか専門書や翻訳書も号を使って出していますが(マイミクさん限定で知りたい人はメッセ下さい)、その道に深くかかわろうと思わないのは、卑怯者があまりにも多いからです。現実でどうにもならないから、ニューサイエンスの世界で何とかすると。師匠の本の内容をパクってしかも師匠の悪口をいうなど序の口。これでは、いつ寝首を掻かれるかわかりません。
2 忖度。
麻原は無学な人間ですし、頭がおかしい人です。なにしろ選挙で当選すると思い込んでいたのですから。麻原に都合がいい情報しか入ってこなかったという話がありますが、さもありなん。
どこかの企業がつぶれるときのようです。
マイナス情報が幹部に入らなくなる。幹部は成功体験が忘れられない。
3 指揮命令系統への盲従。
公害問題華やかなりしとき、密告制度がありました。「うちの工場長は、有害物質を川に流している」と。
アメリカでは機能しましたが、日本では機能しません。
「裏切り者」ということになるからです。
雪印牛肉偽装事件も、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA%E5%8D%B0%E7%89%9B%E8%82%89%E5%81%BD%E8%A3%85%E4%BA%8B%E4%BB%B6
告発を行った西宮冷蔵が、他の契約先まで切られて、非常に苦しい立場に追い込まれました。
公共や社会よりも目先の人間関係。
そのために、悪事もいとわない、あるいは悪事に加担せざるを得ない日本社会というもの。
我々は、決して、オウムのことを笑えません。
4 自分の頭で考えるより、人が与えたマニュアル。
信者たちが信じた教義は、お経を読むとどこからも読み取れません。
麻原がお筆先のようなものを感得して、独自の宗教を立てるならいいでしょう。
お経を読む気がない(学力不足、気概不足)ことを見越して、チベット密教などの既成の権威を利用しているだけです。
大体、新実智光のホーリーネーム(といういい方は、キリスト教ですが)は、ミラレパ。
ミラレパは、カーギュ派の始祖。
まるで、創価学会の信者が、日蓮と名乗るようなもの。この時点でおかしいと思わないのは、教育の失敗です。
麻原の空中浮揚の写真は、あいつの長髪が跳ね上がっています。浮揚ではなく、落下の写真です。
そんなアフォなことに気が付かないのは、やはり、共通一次ーセンター試験の世代です。
教育の失敗。
それにつきますね。。
■死刑囚写真に次々「執行」シール TV演出に疑問の声も
(朝日新聞デジタル - 07月06日 22:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5189164
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