mixiユーザー(id:12410478)

2017年12月16日00:21

516 view

原発は、コスパが悪すぎる。

原発高コスト論者として有名な、大島堅一 立命館大学教授の意見の骨子です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/oshimakenichi/20161209-00065303/
(資料として、後に付けておきました)

ただし、これでも随分控えめな主張です。
(大島氏を「甘い」などと批判しているわけではありません。このニュースは、氏の主張のあくまでも一部ですから。)

このコラムに従い、わずかだけ私の意見を述べたいと思います。

1 経産省の出した、事故コスト=21.5兆円 という主張に従っている。これが正しい保証はありません。
要するに、大島氏の言いたいことは、
「百歩譲って、経産省の計算を鵜呑みにしてすら、こんなに金がかかるじゃないか。」ということでしょう。
もちろん、以前は、11兆円だとしていて、倍にいきなり増えたのですから、こんなものが信用できる道理がありません。

2 事故コストには、廃炉した後の、石棺の管理費用が計上されていない。
石棺がうまく行くとは思えませんが、百歩譲って、
石棺化に完全に成功したとしましょう。
三十年に一度、作り替えなければならないでしょう。また、半年に一度程度、専門家が点検しないといけません。
これを、ひょっとして、十万年間続けるのですか?
平均して、一年、10億円として、10の14乗円ですか?
100兆円?
それも最もうまく行った場合の話です。
恐ろしいことです…


―――――――――――

資料

原発は安いのか
経産省が2016年12月9日に示したところによると、福島原発事故のコストが21.5兆円になるという。すさまじい金額だ。さらに、それを国民負担にするという案を経産省は提示している。
にもかかわらず、世耕・経産大臣は、原発は安いとの発言を2016年12月7日におこなっている(テレビ朝日の報道による)。
原発のコストは安いのか高いのか。
一体どのように理解したら良いのだろうか。
コストの計算方法
原発のコスト計算の方法には、1)実績コストを把握する方法と2)モデルプラントで計算する方法の2つがある。
2)の方法で計算した値は、政府のコスト検証ワーキンググループが2015年に試算したものが最新だ。ここでは、原発のコストを10.1円/kW時としている。おそらく世耕大臣は、この計算結果を言っているのだろうと思われる。
政府の計算には、いくつもの前提があって問題点もあるが、長くなるのでここでは詳しくは述べない。さしあたってこの計算方法の特徴を一言でいえば、想定や計算式で数値は変わってくる。
原発の実績コスト
これに対して、実績コストは、想定も何もないので誰が計算しても同じになる。過去の原発のパフォーマンスを知るのに最適だ。
では、原発の実績コストはどれくらいなのだろうか。
まず、発電コスト。これは、電気料金の原価をみれば把握することができる。データは、電力各社の有価証券報告書にある。また計算方法は、電気料金を算定する際にもちいる省令に書いてある。この2つをもちいて計算する方法は、室田武・同志社大学名誉教授が開発した。計算すると、8.5円になる。
次に、政策コスト。原発には、研究開発費や原発交付金といったものに国費が投入されている。つまり国民の税金だ。財政資料を丹念にひろうとこの費用も計算できる。これは1.7円。
最後に、事故コスト。これは経産省により21.5兆円という数値がでた。そこで、これまでの原発の発電量で割って単価を計算すると、2.9円となる。
つまり、原発のコスト=発電コスト+政策コスト+事故コストで、13.1円(kW時当たり)となる。
他の電源は
原発以外の電源も計算すると、火力は、発電コスト9.9円、政策コスト0.0円(値が小さいので四捨五入するとこうなる)で合計9.9円。
一般水力は、発電コスト3.86円、政策コスト0.05円で合計3.91(ほぼ3.9)円だ。(※)
これらのコストも原発のコストと同じように計算できる。
計算結果のまとめ
以上をまとめると、原発(13.1円)>火力(9.9円)>水力(3.9円)。つまり、過去の実績(1970-2010年度)でみると、原発は安い、どころか、原発は最も経済性がない電源だったと言える。
それでも安いのなら電力会社が払うべき
原発は、政策コストと事故コストが大きい。これは、結局、ほとんどを国民が払っている。
「原発が安い」というのは何故か。それは、原発のコストを電力会社が全て負担しているわけではないからだ。
最終的に負担しているのは国民。つまり、電力会社にとっては安くても、国民にとっては高いのが原発、ということになる。
もし仮に、今でも原発が安いというのであれば、原発に対する国の支援を全て止めるべきだ。東京電力を含む電力会社は、事故コストを含む全てのコストを自分で払うべきだろう。それが資本主義のルールなのだ。




伊方3号機の運転差し止め 高裁
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4901890
12 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年12月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31