ビーフシチューを久々に作りました。
デミソース缶やシチューの素を使う、ブラウンソースやデミソースを自作するなどいろいろなやり方がありますが、
コツは、
1 絶対に和牛であること。
中には、アメリカやオージーでもうまい肉はあろうと思います。しかし、うちから徒歩圏の店(商店街や、東武西武のデパ地下)には、うまい輸入肉はありません。
2 味を柔らかくする場合、ワインより日本酒がいい。
「たいめいけん」の創業者(テレビに出てくる日焼けした店主の祖父に当たる方)が言っていました。日本酒がいいと。赤ワインでもいいですが、日本酒はまろやかになります。今回はいい酒を使いましたが、料理のプロは 「吟醸酒より合成酒がうまい」といいます。さすがですね。確かに吟醸酒は糠臭い仕上がりになります。
3 表面に焦げを作り、混ぜ合わせることを繰り返す。
バーナーで焼いても、グラタン皿にとってオーブンで焼いてもいいです。檀流クッキングの知恵です。これはものすごい効き目があります。ケーキ屋さんが使うようなバーナーは、カセットコンロのカセットに取り付けるものが、三千円前後でアマゾンなどに売っています。
あとは、普通の簡略版のレシピです。
牛骨が手に入ったら、割って焼いて煮込む。ミルポワがなくても、玉ねぎとセロリを入れれば、その辺のデミソースを負かす味になります。
小麦粉をバターで炒めるブラウンルーにしても、小麦粉を選ぶだけでかなり違います。
http://ameblo.jp/0319amyy/entry-11207194481.html
が妥当ですが、材料はそろわなくてもいいです。
ただし、玉ねぎもセロリも品物がよくないといけません。素人には見た目ではわからないので、商店街の信用できる店で買います。
ところで、
…うちの家族はともかく、若者 に食わせようという気に最近はなれません。
舌が破壊されているからです。
たとえば、業務用スープを使わないラーメン店は、100軒に一軒ほどしかありません。ですから、ぼくにとってラーメン店は、ごく少数の店以外、消去法で入る餌場にすぎません。
昨日は河合塾のパーティでした。
その前の説明会には、出席し、パーティをサボってシチューを作りました。
パーティが散会したころ、先輩から呼び出しがあり、ファミレスでお話ししました。たまには会おうという趣旨でして、雑談でしたが、
「東大入試は、基礎をしっかりやらないといけない」という趣旨を繰り返していました。
それは、簡単な問題を取り切り基礎点数を稼ぐというセ コイ話ではないですね。
簡単な問題にこそ、原点といえる奥深いものがあり、そこを考えることが地力につながるということです。
料理も同じです。
鶏ガラスープとチャーシューと醤油が本当にうまい醤油ラーメンこそ、最高です。
問題は、うまい鶏ガラは、そうそう手に入るものではないし、味をしらないということでしょう。
同じものをみているつもりでも、質が低いから、本当の物をみていないということがあります。
一事が万事。
自戒したいと思います。
きっと、『正法眼蔵』にも大きな見逃しがあるでしょう。
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