この老人は、確かに大変なことをしでかしました。
その事実は消えませんが、
どうか生きてください。
そもそも、こういう大火は、
都市計画や建物の構造が誘因となっています。
私の住んでいるところも、木造住宅密集地です。
だから、
準耐火建築を立てることが義務付けられています。
我が家は、石膏ボードを二重に貼っています。理屈の上では、隣の家が火事になっても、うちが燃える前に、燃え尽きることになっていますが、窓もあるし、起こってみないとわかりません。
ですから、いろいろな防火対策を考えてみました。
たとえば、外壁に蔦を生やすなど。
蔦は蒸散によって、温度を下げてくれるし、言ってみれば水のパイプみたいなものですから、難燃性の外壁になります。
しかし導入となると、100万円単位の金がかかるし、工事業者へのお茶出しなどが煩わしい。外観も大きく変わるから、家族の反対などもあり、二の足を踏みます。
ご近所に法令が変わる前からの古い住宅が建っています。老人のひとり暮らしが多いから、建て替えの資金はないでしょう。もちろん、「燃えないように建て替えよ」とはいえませんし、第一、そのお宅が被害者で、我が家が加害者になるかもしれません。
行政は手をこまねいているかというと、そうではなく、
取り壊された家の跡地を借り受けて、消火器置き場や小さな公園などにしています。
江戸時代の、広小路方式です。「上野広小路」などの名前が残っています。
明暦の大火などの大規模な大火が、明治期にないことを考えると、かなりの効果はあったはずです。
といっても、
行政は、防災という程度のことでは、土地の強制収用はできません。
だから、全面的に行政の無策とするわけにもいきません。
糸魚川の場合、どのような都市計画、防災計画を施行していたかわかりませんが。
佛道もとより豐儉より跳出せるゆゑに、生滅あり、迷悟あり、生佛あり。
しかもかくのごとくなりといへども、花は愛惜にちり、草は棄嫌におふるのみなり。
『正法眼蔵』「現成公案」
「花は愛惜にちり、草は棄嫌におふるのみなり。」
現実を変えるのには、限界があります。
死者が出なかったのは、不幸中の幸い。
ですから、絶対に死者を出してはいけません。
鍋の空だき原因か 糸魚川大火
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4356445
ログインしてコメントを確認・投稿する