昨夜はジャズのコンサートに行って来ました。
国立音大の栃木県の同窓会が開いた、山下洋輔さんのコンサートでした。
山下洋輔さんは30年以上前ですが、1度聴いた事があります。
宇都宮市内に西武デパートがあった頃、
そこの小さなホールに来たのを、同居人が面白いから行こうよと言うので、
行った記憶があります。
どんな曲だったかも覚えていないのですが、
ピアノを叩きつけるような演奏で凄い迫力だなぁと思いました。
それ以来、ジャズのコンサートには行った事がありません。
何となくジャズは縁の遠いものとの感じがありましたし、
機会もなかった事もありましたが、
今回はご招待を受けた事もあり、
食わず嫌いも良くないかと行ってみる事にしました。
山下洋輔さんのピアノ、坂井紅介さんのベース、本田珠也さんのドラム、
川嶋哲郎さんのサックス、類家心平さんのトランペットのクインテットでした。
本田さんは、ジャズピアニストの本田竹広と
ジャズボーカリストのチコ本田さんの息子さんだそうです。
チコ本田さんは宇都宮出身の世界的なサックス奏者の渡辺貞夫さんの妹ですから、
ナベサダの甥御さんに当たります。
山下さんは、74歳になるとの事ですが、
年を感じさせないエネルギッシュな演奏でした。
肘を使った演奏も披露してくれましたが、
聴いていて、好い加減に鍵盤を打っているのではないと感じました。
ラベルの「ボレロ」をジャズ風にアレンジして演奏するのが、
僕のような素人にも分かりやすくて良かったです。
ジャズの演奏では、それぞれが主役として独奏を行いますが、
その他の人達も、それぞれが素晴らしいテクニックなのが分かりました。
長谷川如是閑は、1929年(昭和4年)に、
「日本人よ アメリカ経由ではない アフリカのジャズを演奏すべきだ。」と
書いていますが、
山下さんも坂井さんも川嶋さんも、アフリカに行って演奏を行っているとの事で、
原点に返っての研究もしているのだと思いました。
渡辺貞夫さんにちなんで、宇都宮はジャズの街を標榜していますが、
昨夜は1600人のホールが、9割方の入りだったような感じでした。
山下さんの人気なのでしょうか、多くの人が来ていました。
本来のジャズはこのような大箱には似合わないのかも知れませんが、
また何か機会があれば聴いてみたいと思いました。
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