国立西洋美術館の世界遺産登録で松方コレクションが脚光を浴びているが、神戸新聞が同社で
社長を務めた松方の名を冠したのが本公演会場である神戸新聞松方ホールである。
クライスラー作曲テンポ・ディ・メヌエット
クライスラー作曲 愛の悲しみ
クライスラー作曲ラフマニノフ編曲 愛の悲しみ
クライスラー作曲ラフマニノフ編曲 愛の喜び
セルゲイ・プロコフィエフ(1891〜1953)作曲5つのメロディOp.35 bis
前半はクライスラーの曲が続く。テンポ・ディ・メヌエットはリズムが掴み易く、聴き易い。
2曲目の「愛の悲しみ」はウィーン古典舞曲集3部作の一つであり、代表作であろう。
2曲目と3曲目の間に、しつらえを変える間、上原さんがマイクで説明した。
3曲目と4曲目は何れもクライスラー作曲ラフマニノフ編曲の作品であるが二人は親友であったと
云う。二人が共演した録音も残っているし、逆にラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲をクライスラーが
編曲した作品もあるとか。私も、これが目当てで赴いたが、原曲とラフマニノフ編曲版を聴く比べて
欲しいというお話しであった。
ラフマニノフ編曲版は原曲に比べると「言い過ぎている」感がある。原曲は過不足を感じない
けれども。映画『四月は君の噓』のレビューにも書いたが原曲が、すぐには聞こえてこない。
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=232213&id=4029400
傾聴すると聞こえてくる。「愛の喜び」の編曲版は初めて聴いたけれども、同じ傾向がある。
編曲とは言うけれどもオリジナル作品のような感。悲しみも半分だけれども喜びも半分。
曲としては、さほど好きにはなれなかったけれども面白い企画であったと思う。
プロコフィエフのメロディは冒頭から「ロメオとジュリエット」でもお馴染みの不協和音。
掴みが悪くて、そのままになってしまった。
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